まいど🤧インフル明けの月辺やで。咳が出る。本当に明けたのか……?(然し体温は毎日36.1℃)

 

さて。

四元素って知ってますか??当然ご存知だろうが、西洋の哲学・占星術ではこの世に遍く物質はすべて「火・地・風・水」の4つで構成されている(=4つの内1つに振り分けることが出来る)らしい。これが東洋式になると「風」は無く、代わりに植物を指す「木」や、鉄や鋼などの金属を意味する「金」がプラスされて5つの元素が自然界を取り巻いていることになるのだが……

ともあれ、四元素に基づき西洋占星術では12星座は火・地・風・水の4グループにそれぞれ3星座ずつ振り分けられる。例えば牡羊座・しし座・射手座は火のグループで、、、というように。これは「元素」を意味する「エレメント」(4区分)と呼ばれる分類。ちなみに2区分は男/女で星座を6つずつに分類する「ポラリティ」。3区分は活動・不動・柔軟で星座を4つずつに分けた「モダリティ」。

 

☆*★つまり★*☆

♈牡羊座(Aries)…ポラリティ(2区分):男 モダリティ(3区分):活動 エレメント(4区分):火

 

上のように考えることが出来るってこと。一つ一つ覚えるのは煩雑なので、月辺的には「ポラリティ(2区分)」は「エレメント(4区分)」とセットで覚えちゃうのがおすすめ◎

火・風のグループの星座はすべて男性星座(exe:しし座、てんびん座、いて座……)であり、地・水のグループの星座はすべて女性星座(exe:牡牛座、乙女座、蠍座……)だからだ。

3区分の「モダリティ」に関しては私も曖昧なのでいちいち調べ直している笑。季節の変わり目に位置=活動宮なんて考え方もあるみたいだ。面白い!!ちなみに柔軟宮の星座(乙女座やうお座)はよく言えば変化への対応力があるが、悪く言うと主体性が無かったり自分の意見というものを持たなかったりするよう。極端に言えば受け身でイエスマンなイメージだろうか。

で、月辺はやっぱりオタクなので、推しに絡めて四元素を考えたいというのが今日のテーマ🎶🔮

星座の絵的な雰囲気とエレメントは必ずしも一致しないのが難しいところで、例えば地を這う生き物である「蠍座(天蝎宮)」は「水」のグループに属する不動の女性星座だったり、水を貯めておく壺である「水瓶座(宝瓶宮)」は「風」のグループに属する不動の男性星座だったりするので要注意(何だそりゃ)。

 

では一例。

C.E.55年2月5日生まれB型。 ここまで聞けばファンなら即答なはず。ラクス・クライン嬢!!

ラクスは水瓶座なので、♒「男性」星座で、「不動」星座。グループは「風」ということになる。

風のグループは自由とか活発なコミュニケーションによる情報のやりとりなんかを表すことが多い気がする。タロットで言うと剣(ソード)のカードに対応するんだって。カッコいい。

人物としては理知的で人当たりも良いが、ややドライで思い入れに欠ける部分もある…そんな印象。

ラクスは監督曰く「天の女神」であるそうなので、自由に吹き渡る「風」はぴったりなイメージかも。やさしくて誰とでも友達になれるのに、肝心なところでふっと突き放すようなドライな発言をするところも、風の星座さんっぽいかも。ちなみに劇中で他に風グループのキャラはふたご座のメイリン、てんびん座のマリューなど。

「地の女神」カガリ・ユラ・アスハはC.E.55年5月18日生まれのA型(キラと同じ)。牡牛座だから♉「女性」星座、「不動」星座、「地」のグループね。※ここでいう「不動」は何もしないって意味じゃなく、頑固に自説を曲げなかったり一度嫌だと思った相手との確執に拘ったりというようなニュアンス。

地グループは包容力/安心感、嘘をつかないなどの信頼、堅実さ、一度始めたことを続ける根気強さなんかを表していて。タロットでは金貨(ペンタクル)カードに対応してる。

キラの姉(もしくは妹)として、アスランのガールフレンドとしての安心を与える気遣いや国家元首としての心の強さ・誠実さは「地」のイメージにぴったり。やや融通が利かない一面も含めて…。作中で他の地グループのキャラは同じ牡牛座のキラ、やぎ座のナタルなど。

 

だけど、さ。

ラクスは名前の由来がラテン語で"湖"を指す「Lacus」。カガリは日本語の「篝火」だろう。するとそれぞれの名前は寧ろ水/火から着想を得ていることになる。

前述の通り星座を2区分で6つに分けると「火」と「風」が、そして「地」と「水」が同じグループになるわけで。

ラクスを「風(=天)」であり「水」、カガリを「地」であり「火」というイメージ付けにしたのはすごく独特だなと感じる。まあ、火は燃え尽きると灰になってそれが土に還るわけだから、ひっくるめて大地のイメージっていうのは理解できるんだけどね(これは寧ろ五行思想っぽい考えなのだ)。

明かりを放って人々を温めたり道標になったりする火は代表首長としてのカガリっぽいし、鏡のように透き通って人のあるがままを映しながら穢れを落とし渇きを癒やす水はラクスらしい比喩だと思うけど。

 

そうそう。名前の由来がGround(大地)とAcre(ヤード・ポンド法の単位)であることが判明しているグラハム・エーカーさんも、「地」のグループに属する乙女座生まれ(※2280年9月10日生まれ、A型)。

これはきれいにイメージが「地」で統一されている。安定と繁栄、維持継続の象徴。

でもグラハム自身は「地」を束縛と重力、不自由の象徴だと思っていたんだよね…(切ない)。きっと死んでしまった?であろう親御さんは、「大地」が命育む尊いものだから「グラハム(Graham)」の名前を付けただろうに(日本名で言ったら大地/陸/恵/萌…とかそんなとこかしら?)、その親御さんがこの世に居ないことで余計に空(=天国)に憧れるようになっちゃったんだろうな…なんとも皮肉な話だな。

けど、最終的には現人神同然に変異してELSの母性を守護する存在になっちゃった刹那と対象的に、地球を守護する一人として活躍する道を選んだことで、それこそ「地の神」的な役割を果たすのかな。と考えるとそこは面白い。これからは名が体を表すのかー!と。

 

SEEDシリーズだと名前の由来はシン(星)、ステラ(Stellar=星)、ルナマリア(Luna=月)で天体から取っているっていう話が好き。「アスラン」は獅子(ライオン)が由来らしいので「獅子と百合」が象徴のカガリとはまさに運命の仲なのね!!と興奮笑。ナルニア国物語から取ったのかと思ってたけど、あのライオンも「トルコ語の獅子」から取ってアスランだったのかしら。

レイは西語の「王(Rey)」だから、チェスピースのキング♔♚から来てるんだと思う。最強の駒で、なおかつこれが取られると負けるという切り札。

キラにはハワイ語で高いところ/強いの意味があるみたいだけど…関係あるのか、ないのか。同じくハワイ語で「葉」や「沢山のもの」を指すのがラウなんだそうで…意味深長だなあ。そう言えばクローンって「小枝」が語源だよね…?(がくぶる)き、聞かなかったことにしよ……