久々に、夢中になる本を読みました。
法隆寺を支えた木 (NHKブックス 318)/西岡 常一
¥966
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といっても、夢中になったのは、第一章の西岡常一棟梁のお話のところで。(;^_^A

あとの章は、小原二郎先生による西岡棟梁のお話解説です。


小原先生の部分も確かに、いちいち


「おーすごい」


と思ったんですが… 

例えば、東大寺や江戸城がどれだけの木材を使ってあって、どうやって運んで、うんぬん。。。


西岡棟梁の章は、頭というより、なんていうか、背筋がシャンと伸びました。


修行時代のことや、法隆寺の復興がどんなだったかを淡々と語ってはるのが、極めた人にしかでない言葉というか、雰囲気というか。


あんなにすごいワザを極めていても、戦後すぐは、ふつうの大工さんより給料が低かったり、仕事がないときもあったり。

ほんのちょっと何かあったら凹んでる自分が、もう、ほんと問題外です。。。しっかりせねば。


で。次の本を図書館で予約しました。

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)/西岡 常一

¥900
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木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)/西岡 常一
¥580
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わくわくしてます。