それから私は会社に行き、自分のデスクから
鍵を取り、自宅へ戻った。





12:00


ピコンッ




田 『今日は18:00くらいには家に着きそう
   だから、その時鍵もらいにいくね!』


森 『了解です。お仕事頑張ってください。』




一言余計だっただろうか…


気持ち悪くないだろうか…




田 『ありがとう!ニコッ』






はい、森田無事召されました、、、







て、自分キモ。





今日は休みだしお昼作ろうかな。


何にしよう、オムライスにしよう。




自分で言うのもあれだが、私は料理が得意だ。



子供の頃、親の帰りが遅くなることが多く、
自分で作る機会が多かったため、謎に料理が
得意になってしまった。




いつか田村さんにも振る舞いたいなぁなんて…












18:00




ピンポーン





あ、来た。






ガチャ







田 「やっほー、ひぃちゃん!」


森 「お疲れ様です。昨日はありがとうござい
   ました。これ、お返しします。」


田 「いえいえ〜、ありがとね!じゃあ!」


森 「あ…、はい。」




意外とあっけない。まぁこんなもんか…



田 「ん、?どうした?なんか言いたそうな
   顔してるけど?笑」

森 「え、あ、いやなんかお礼したいなって」


田 「お礼なんていらないよ〜笑」


森 「でも…」


田 「あ!じゃあさ、これ一緒に行こーよ!」


森 「え?ミュージカル?」


田 「そう!友達にもらったんだけど、
   一緒に行く人いなくて…笑」






これってもしかして2人でってこと!?


いや、でもただの付き添いだよね。うん。



森 「ぜひ、行かせてください。」


田 「本当?よかった〜」

  「来週の土曜日なんだけど、大丈夫?」


森 「はい、お休みですよ。」


田 「じゃあ、そうゆうことで!
   ひぃちゃんとのデート楽しみだなぁ〜」


森 「え、」






ほらまた、そーゆー言い方する。



変に期待させるのやめてほしい。



こっちの気持ち考えてよね。



田 「じゃあまた土曜日!じゃあね!」


森 「はい、」






ガチャ









とりあえずこの1週間は仕事頑張れそう。



それにしても、仕事帰りの田村さん、
可愛いかったなぁ〜ニヤ










続く