不妊治療のこと。 | 日常の記憶---高齢出産、育児へと続く日々の記録。

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現在育児中の為、妊娠・出産、育児のネタがメインになってます。
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まずはウォーキングから〜!

NHKで、不妊治療が特集されていた。
45歳になると、妊娠率が0.8%。
さらに国の助成金は、今年の4月から42歳までしか受けられなくなる。
ただでさえ高額な不妊治療の助成金が、42歳までしか受けられない。それ以上の年齢になる人には、かなり深刻な問題。

人生設計を早めに決めて、子供を含む家庭のことをしっかりと考え、実行していける人は不妊治療で悩んでいる人の特集を観ても、理解できないかもしれないですね。
(現にそう思わせる視聴者からのメッセージも番組内で読まれていた)

でも、結婚は20代だったけれど思わず子供ができなかった、夫婦仲が思うようにいかなかった、妊娠と仕事とのタイミングが合わなかった、などなど、人それぞれ、不妊治療をしている理由があるのです。

番組では、40代になってからの不妊治療について、確率が低いのに高額の治療をする意味はあるのか、という討議もあったけれど、「子供が欲しい」と思う人には意味がある、と私は思うのです。
結果、子供を授かれる人、残念ながら諦める人、様々な形があります。
でも、治療を行ったことによって、得るものは必ずあると思います。夫婦間で話し合ったことは、きっと今後の生活や人生に活かされるし、経験したことは無駄にはならないと思うのです。
治療のデータだって、医師の元で蓄積されて、今後の患者さんへの治療に活かされるのだから。

今、40歳で、不妊治療をしようか悩んでいる人もいるかもしれない。軽々しいことは言えないけれど、前向きに取り組むことで、気持ちは楽になるし、その先には良い結果も待っている気がします。

不妊治療をしてまでも子供が欲しい、という気持ちを、他人が口出しする権利は無いと思う。
すべて自己責任。
治療を進めるのも、諦めるのも。

私達夫婦の場合は「子供を持てずに後悔するなら、やれる事をやってからにしよう」と夫婦で話し合って不妊治療に取り組みました。
もちろん、授かれるように自分なりの努力は必要だと思うけれど、治療をして良かったと思ってます。





参考までに、私の治療歴を。
体外受精5回目で、現在の妊娠に至りました。

○37歳 主人と結婚
   婦人科で検査。 
   不妊要因無しと診断、治療には進まず

○39歳 再び婦人科へ。体外受精開始。

○39~41歳 体外受精 2回 すべて陰性
    2回目の陰性から、受精卵を貯めるため、採卵を集中的に行いました。

○42歳 3月 体外受精 3回目 陰性

○42歳 6月 子宮筋腫摘出術を受ける

○42歳 9月 体外受精 4回目 陰性

○42歳 11月 体外受精 5回目 陽性

○43歳 現在、妊娠4ヶ月目