今夜も何時もの様に中途覚醒した。
そして何気なく音楽を聴いたりして。
その一曲に…あの日の記憶がオーバーラップして、涙が流れてた。

「貴方に会うためだけに 生まれてきたの」

そんな歌詞の如く、当時はそこまで思っていた僕だった。

実はね、僕の大切な人がある日いきなり行方不明になったままなんです。

その人が今何処で何をしているのかさえも、僕には全くわからない。
もしかしたら、無事じゃないかもしれない可能性も考えざるを得ない。

だけど。

あの人は僕にとって「永遠の1人」なんだ。

忘れろって言われたって。
忘れられる訳ないだろ?

だって、永遠なんだから。