新世開発スポーツ科学研究所の柚木は緋田親子の遺伝子パターンに関する研究の協力を依頼するが、緋田はそれを了承することができない理由があった。
彼にはどうしても知られたくないある重大な秘密があった。
緋田が苦悩する中、さらに風美に対し、試合の出場を辞退せよという脅迫状が届き、ある事件が起こる。
誰も予想できない驚愕の結末が待ち受ける長編傑作ミステリー。
緋田宏昌の苦悩が伝わって、感情移入し、ハラハラしながら読んだ。
苦悩だらけの父に対して、この物語の中で一番幸せなのは風美だろう。
才能を伸ばすことが幸せなのか、自分の好きなことをするのが幸せなのか、才能で人生を決めてもいいのか。
どれが幸せとは言えないなぁとこの本を読んで思いました。