彼のもとに遠縁の親戚、栗坂和也が、人探しの依頼をしにくる。
栗坂の婚約者、関根彰子が突然失踪したと言う。
失踪直前に関根彰子が過去に自己破産をしていたことが発覚していた。
本間は彰子の勤め先や自己破産の時に頼った法律事務所に話を聞きに行くが、次第に他の誰かが関根彰子に成りすましていた可能性が浮上してくる。
なぜ彼女は関根彰子に成りすましたのか。
本物の関根彰子はどこにいるのか。
カード会社の闇を描く社外派ミステリー。
再読。
今となっては、なくてはならないものになったクレジットカード。
その怖さを思い知らされた。
カード破産やローン破産はこれほどまで人生を狂わせてしまうものなのか、と考えさせられた。
新城喬子はただ幸せになりたかっただけなのに…。
自分を捨ててまでも、殺人を犯してまでも。
終わり方には色々な意見があると思うけど、この終わり方でよかったと思う。
犯人を告発することが目的ではないから。