最近研修をしていて、1週間単位でリリースするのって、本当にできるの?

現実的じゃない!!と言われることがあります。

 

また、アジャイルソフトウェア開発宣言には、2,3週間から2,3カ月って書かれていますよね。

だから、2週間でも・・・

 

うーーーん。

アジャイルソフトウェア開発宣言って、2001年当時のものなんですよね。

それ言う人いるとなぁ・・・

 

アジャイル開発そのものが、タイムボックスにあわせて、開発方法を変えていくべきなので、

1週間は非現実的ってことはないんですよね。

そこで、できないと決めてしまうことが限界をつくることになると思うんですよ。

 

そのためには、技術的負債のないコードで、開発を進めていく必要があります。

可読性が高く、テストで検証ができるコードを小さく作ることができる必要があります。

 

そういう意味で、テスト駆動開発を体験してもらうと、現実的になるのかなぁと思っています。オブジェクト指向でテスト駆動開発できれば、テストパターンも限定的になるし、小さく動くものを開発できるのです。

 

私がアジャイル開発をやった時は、予算もあまりないが、このソリューションをどうにかして売らないといけないし、足りない部分は随時つくらなきゃいけない。だからどんな方法をやっても良いと言われました。

また、部長が訪問した顧客先で2回連続で障害が発生しました。バンドルしているソフトウェアの有償修正の障害でした。そこで、部長に言われました。

「お前たちが全部テストしろ!!、絶対にデグレードさせるな。」

そこで、覚悟を決めました。ここから、発生障害は全件テストするんだ。

何度もくじけそうになったことがありました。組織の壁もいくつもありました。しかし、そんなものは覚悟を決めたリーダーがいれば乗り越えられました。

 

そうなんです、技術も必要ですが、覚悟も必要だと思います。

これって、アジャイル関係ないんですけどね。