『カナエさんとの出逢いは、きっと忘れない…』
カナエさんとの別れ際に
心の声が聞こえたのを今でも覚えてる。
私が接客の仕事をしている時にカナエさんがお客様として来店したのが出逢いのきっかけ。
カナエさんは80代くらいのお洒落な方。
東京で生まれ、幼い頃には疎開も経験している。
その後、20年以上の海外での生活経験もあり
お子様とお孫さんは海外で生活をしていて
かなえさんは、今は病気療養のため日本へ帰って来ているとの事。
カナエさんが『今の日本は、男女平等とは言っているもののまだね、男尊女卑が抜けてないわ。まだまだ、男女の差がある。ありすぎると思うの。私が若い頃から比べれば良くはなってるけれどね!』と。
続けて『日本の女性は社会へ出て働き、家事、育児をこなしているけれど。日本の女性は素晴らしいと思うわ!だって海外じゃ仕事をしている女性のほとんどはハウスキーパーやベビーシッターに頼る事が当たり前なのよ。』と、優しい口調で話していた。
そして『女性はね!笑顔で周りに頼ればいいのよ。ただ、笑顔を忘れたらダメよ。』と優しく一言!
こんなカナエさんとの何気ない会話があった。
私は『笑顔』で『頼る』事が出来てるだろうか?と自分に問いかけてみた。
私は、自分では『笑顔』は得意と思ってる。
なんなら作り笑顔も得意かな(笑)
でも、頼ることが苦手…
そっか、私は頼ることが苦手なんだ。とカナエさんとの会話で気付かせてもらえた。
何気ない会話でも自分に必要なメッセージがありカナエさんは、その事を私に知らせるために出逢ったのではないか?と思えた日でした。
日々、何気なく交わしている会話の中に
今、必要なメッセージが込められてるかもしれませんね!
カナエさんと出逢えたことに感謝です!
カナエさん、ありがとう。