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FIVE ELEVEN

NFCCメンバーの主に個人的なクライミンライフを綴ったブログです。

NFCCは、野田市総合公園体育館のクライミングウォールで活動する野田市山岳協会に所属する会です。

前々から気になってた印西クラックリードウォールに行ってきました!

 

BIG HOP ガーデンモール印西にあります。

 

詳細は、下記リンクをご参照ください。

https://www.inzaicrackleadwall.com/

 

事前にメールでの利用予約が必要です。

私は前日に利用時間、利用人数を記載したメールをしました。

そしたら直ぐに返信をいただくことができました。

メールの差出人は、なんと私の尊敬するアルパインクライマーの賀来さん。

 

10数年前から「賀来家のファミリー登山」のブログをいつも拝見してましたので、

お会いするまでは、緊張しましたが、とても気さくに話をしてくださり、楽しいひと時を過ごすことができました。

賀来さんありがとうざいました。

 

薄被りのクラックウォール↓

5.9~12a(クラックグレード)まで揃えてあり、リード、トップロープともOK。

セッターは不動沢のあの「パッセンジャー5.13b/c R/X」を開拓した室井トキオさんの他にE山さん等の面々が名前を連ねる。

 

クラック内はちゃんとフリクション(ザラザラ)加工が施してあります。

薄被りなので、フットジャムが決まらないと、体力を吸い取られます。

 

この壁の右には、高さ4mほどのチムニーがあり、トップロープで練習できます。ナイスですね!

 

クラック壁の左にあるフェースの垂壁↓。

テラスがあり、マルチピッチ(懸垂下降、荷揚げ等)の訓練ができます。

エイドのルートもある。

 

クラック壁との凹角ラインが外岩ちっくで最高です。

本日の仕上げに、アブミをお借りして、人工登攀の練習をちょこっと行いました。

 

クラック壁の右側ハンド~オフハンドクラック↓

これを3往復(クラックの中限定)できたら、小川山のカサブランカ10aは超余裕!

 

8便目でヨレトライしてみたが、片道途中で落ちたよガーン

 

ハンド~フィスト~オフフィストクラック↓

城ケ崎のボクサー10aはこれでバッチリ!オフフィストは、ファザークラック10cの核心と感覚が似てる。

 

フィンガークラック↓はボトミングできないので激悪。

ジャムがきちんと決まるようなら、湯川のテレポーテーション10dは楽勝かも。

 

 

そしてクラックボルダー↓パートナーがいなくても、これで濃密なトレーニングができそうです。

長物課題もあります。右端のステンレスが貼られたクラックは、カムの練習用。

 

ワイドボーイズの動画を見て憧れてたクラックボルダーが、ここにあるとは恐れ入りました。

今日は、ヘロヘロで触らなかったけど、平日仕事帰りか土曜日にボルダーやりに来よっかな。

マルチピッチでちょくちょくお目にかかるオフウィズスサイズがあれば完璧なので、そのうち要望してみようかな爆笑

でも、これだけの施設にして、これ以上のことを望むのも罰当たりかも。

 

賀来さんお薦めのBIG HOP ガーデンモール印西内にあるロピア ザ ビフテキ↓

クライミングの後は、肉を食って筋肉修復しましょう!

 

ステーキ200gで税込600円。お味も良く、大変リーズナブルです。

 

クラックに興味のある方は、印西クラックにGOですよ!

 

by Q太郎

 



追記(2020年11月7日)

本日はピン(1人)でトレーニングしてきました。

写真を撮ってきたので追加UPしておきます。

 

トップロープ課題のチムニー↓

バック&フットでずりずり登った。

 

120度位のクラックボルダー↓

この被りは結構辛いです。黄緑テープの長物課題にトライしたら、長物にならなかったガーン

 

被りボルダーに併設されてるカムセット用のクラック↓

下から赤キャメ、青、紫、緑、灰、黄色の順番でセットできるが、

傾斜に負けて腕がプルプル笑い泣き

 

垂壁のクラックボルダーは、ルートの前のアップに最適。

足もクラックに限定すると良いトレーニングになる。

 

 

 

本日の参加者は2名。

 

講習内容は、

〇 ロープの結び方・・・ダブルエイトノットでのハーネス連結。エバンスノットでの末端処理。

〇 確保・・・マイナーアクシスのカラビナ破断強度。ビレイデバイス(ATC)の使用によるトップロープビレイ技術。

〇 登り方・・・ムーブの基本理論。基本姿勢。2点支持での対角線ムーブ。フットワーク技術etc。

〇 リードクライミング・・・講師による実演のみ(目標を知ってもらうため)。

〇 クライミングシューズの選び方

 

でした。参加者様には、垂壁で基本技術を学んでいただき、被り壁にも挑戦してもらいました。

たっぷり登りこんでクライミングが身近なものになったのではないでしょうか。

 

垂壁に新作ルート3本誕生。

 

紫矢印 10c(Q太郎)

 

10bのつもりが、何故か外岩10cグレードになってしまった。

テーマは「まずはムーブを身に付けよう。最後は保持力がものをいう」

 

蛍光黄色矢印 11a(テツさん)

 

オンサイトできなかった!テツさん作だけあって好ルートです。

 

オレンジT 11c/d b(Q太郎)

ちょい辛ムーブを繋げたら、こんなルートになってしまった。

テーマは「垂壁でも体幹は鍛えられる」

 

by Q太郎

8年前の開拓時以来の再訪です。
同行者は、N本さんとイエピーさんご夫妻。

アプローチ道の踏み跡は、ほとんどなく人が入ってないことを物語っていた。
熊の糞発見〜!熊ハギも所々にガーン

メインエリアの天竺岩↓

天竺岩の状態を確認すると、前日の雨のせいか岩はビショビショ、水が滴ってた。
暫く誰も取り付いてなかったせいか、苔も良く育っている。

唯一濡れてない右壁のアジャンタ5.9をN本さんがOS。
その後、自分はアジャンタを掃除。
クラックに詰まった落葉、泥を掻き出し随分綺麗になった。
イエピーさん夫妻にも登っていただいた。

至高聖所10bは、苔苔だったので、掃除のため終了点に回り込もう(高巻きしよう)としたが、斜面の泥濘が酷く、最後のトラバースの泥付が崩れそうで恐怖。
敗退を決めこみ、泥斜面を転げながら降りるのも面倒なので50m1本の懸垂で降りた。

仕方なく至高聖所は、グランドアップで掃除することにした。

今度はスコップ持って来ないと駄目だな。

昼過ぎに下山し、Paradiso(パラディッソ)の川エリアに移動。
凄いボルダーの数にイエピーさんの瞳はキラキララブ

摩天楼まで行くと、川の水量が多く、取付きは水没してた。
しかもフィックスロープが経年劣化で切れてた。

少しまったりした後、N本さんが摩天楼の凹角ラインをOSトライし始めた。

摩天楼↓

凹角ライン↓終了点も含めてオールナチュプロ。

FIXロープがなくなった出だしは右のスクイーズチムニーを登る(ボルダー5/6Q位)。
岩の上に立ったら、中央の凹角に向かって左トラバース。
ここまではノープロで、足元ツルツルのトラバースは精神的グレードが高い。
凹角の直上はガバガバだが、脆い箇所もありソフトタッチで。
最後に左トラバースをこなすと、太い灌木がありアンカーに使える。

凹角下部〜終了点は多少被った所もあるが5.9位の体感で、全体を通すと10a位か。
結構ワイルドなルートなので、Ⅵ+という表記のほうがフィットするかも。
N本さんはOSした。満面の笑顔で取付きに着水

もうじき日没の時間を迎えようとしてたが、N本さんが左の灌木の終了点に向ってトラバースし始めた時点で、自分の出番が回ってくるのは覚悟していた。

心の叫びは、右行け!右行けっ!だったのだが、正しいルートファインディングには逆らえない。

回収便↓

100%効きのカムの回収には多少手こずったものの、ノーテンで抜け、真っ暗になる前に懸垂で降りてこられたので良かった(笑)

イエビーさんは、ボルダー探索で川ポチャしたらしく、いつの間にかずぶ濡れに。奥さんのユリピーさんとキャッキャしてとても微笑ましい。

熊鈴と大声で熊避けしつつ、ヘッ電灯もして駐車場まて戻った。

〈備忘録〉
至高聖所はハングのガバにナッツ9番が決まるが、上にフレアしてるため、
ロープの流れで外れやすい。
ナッツにカムで蓋をすれば良いのではなかろうか。
これは事故が多い城ヶ崎のマザークラックのプロテクションについて故杉野先生から教わった手法だ。今度試してみよ!

by 田中(Q太郎)

月の第一日曜日でしたので、講習会でした。

参加者は3名。山梨県から参加していただいた方もいらっしゃいました(笑)

 

ハング壁に若干ルートが増えたので、トポを上げときます。

ピンク矢印11d(田中作の既存ルートを改良)と赤矢印11c(テツさん新作)です。

 

 

ピンク矢印の下部は、難度を上げる改良余地があるけど、もうこのままでいいや。

ストレニュアスなルートです。

テツさんが作ったルートは、ムーブの出会いがあって楽しいですね。

1トライ目、1ピン目をクリップ後、赤カチを保持しきれずグランドフォール。2トライ目、ハング3枚目でテンション、4枚目のムーブで5回トライしたが敗退でした。

 

by 田中

 


久々に岩場整備のお手伝いに伺った。

 
この素晴らしき岩場は2020年10月3日からクラファン支援者(先行利用権取得者)に公開される。
一般公開は2022年1月からの予定(利用料1日千円)です。
詳細は、クライミングジムVortexのブログをご参照ください。
 
VortexのオーナーF枝さんが「購入して所有及び一部賃借してる土地」なので、
無断利用は厳禁です
Vortexの会員登録が必須となります。
クライミング保険・山岳保険の加入
ヘルメット着用等の利用規約もあります(当然と言えるが)。
 
砂利敷き駐車場完備
ウォシュレット付水洗トイレ
更衣室
ピザ窯↓

水洗い場
飲料の自動販売機
屋根付き休憩所
ナイター照明(夜でも登れます)
虹の滝↓
 
 
 
信じられないほどの充実した施設。
 
固定資産税、地代のほか施設運営費(電気代、岩場その他の施設のメンテナンス)などの経費を
F枝さんが全て負担し、
アクセスファンドの精神で運営されてますので、ご理解いただけますと幸いです。
 
いつの間にかルート数が73本に!
簡単目のクラックからスラブ、フェース、どっ被り(125°)と何でもあります。
5.7・・・1本
5.8・・・5本
5.9・・・5本
10a・・・3本
10b・・・6本
10c・・・11本
10d・・・3本
11a・・・7本
11b・・・6本
11c・・・11本
11d・・・1本
12a・・・6本
12b・・・4本
12c・・・3本
12d・・・1本
 
東壁のどっ被りは、雨の日でもOK!

メインエリアの取付きはウッドチップが敷きつめられフカフカ。OGUさんがメディテーション11cの雑草の除去のため登る。
 
 
何と贅沢なゲレンデだろうか。
 
E藤さんと、ボルダー壁上↓の雑草を刈って少しすっきりした。
この後、ブロワーで土埃を吹き飛ばしてリップが綺麗になった。
 
 
奥壁にアプローチする階段↓も整備されている。
 

 
by Q太郎