●本日のテーマ
相場の乱高下やNEMの事件などいろいろありましたので
暗号通貨についてどうつきあうべきか
考えてみました。

皆様の参考になれば幸いです。

●運用
暗号通貨の時価総額に対する、主要4通貨のシェアと同じ割合で
積み立てる「クリプトETF」を試行していましたが
止めることにしました。

ただし暗号通貨へのアセットアロケーションは継続です。
口座には現金を残しています。

●理由
理由は次の2点です。

1.相場の乱高下が激しい上に必要な時に現金化できない
2.ステージが変わった

相場の乱高下が大きいことはある程度やりようがあるのですが、
「現金化できない」のは資金を退避させることができなので
手の打ちようがありません。

価格が急落しているときも指をくわえてみてるしかないのです。

どちらか一つは受け入れられるのですが、
両方はご勘弁です。

もちろんFXで、、、という方法もあるのですが、
暗号通貨は主要なアセットアロケーションでもなく
時間を含めたリターンでは割が合わないという結論です。

2.ステージが変った
暗号通貨のステージが変ったという印象があります。
コインチェックの事件はほんの一例にすぎず、
マイニングセンターがビットコインでの決済を止め、
ビットコインキャッシュに限定しました。

個人的には暗号通貨の主役が変わるかもしれない時期とも
感じています。

マイニングセンターではビットコインは出資分は回収、
イーサリアムは含み益として保有。
要は未回収。

いずれ相場の状況をみて、現金化の予定。


●学んだこと

1.成功要因
昨年秋ごろからの高騰でしっかり利益をとって
逃げ切れた要因は2つ。

アセットアロケーションと投資目的です。

アセットアロケーションは本来、期待値と投資目的から
産出するのでしょうが、私の場合は
まだ資本がそれほど大きくないので、
「サラリーマンの給料1か月分」を原単位としています。

この原単位に対して、今回の投資目的は?と考察。
リターンは十分とれるか?ざっくりと測ったうえで実践。

一定金額の利益が上がるために、含み益を吐き出し、
さらにその含み益を口座からも出金し、
「資本」と「利益」を分けて管理をしていたことです。

複利をとりにいかなかったのですね。

投資目的を達成した時点で資本も引き上げましたので
コインチェックの一連の騒動には巻き込まれませんでした。

これはただの「運」です。


2.ドルコスト平均法の強さ
どんなに相場が乱高下してもマイニングセンターでは
毎日、ほぼ一定額のビットコインとイーサリアムが
積みあがっています。

たまたま損益分岐点付近であったことと、
サーバーの更新のタイミングであったため
日々観察をしていましたが、
この二つがなければ月1回の観察でした。

特にビットコインは回収も済んでおり、
当時は再購入の資金(複利運用)のタイミングでもあるので
「慌てず」「焦らず」「適当に」つきあうことができます。

イーサリアムは値が高いときとサーバーの更新が重なったため
回収が遅れていますが、いずれ出資分は回収したうえで
再投資の予定です。

こちらも一気に増資するのではなく、
複利で回すか、クリプトETFの資本を回すか
考慮してのことになります。


3.インターネットの世界の人たちの属性
インターネットの世界の人たちの属性は、
不動産(現物)、金融商品(相場)の人たちとは
また違った属性だということです。

もちろんバックグランドのある人たちはまだ「色」が
ついているのですが、「ない」人たちのことです。

例えばNEMの件は、コインチェックの「リスク管理」、
「情報開示」もあれば「NEM財団」の行動、
流出先を追跡しているボランティアなど。

美術館、美術商から盗まれた絵画を徹底的に追跡し、
最後に国際的な窃盗団を逮捕したという例もありますが、
暗号通貨の場合には一気に既存の枠組みを超越しているだけに、
既存の仕組みを「使いこなせない」、「使っていない」、
「そもそも知らない」という部分が
大きいのです。

そこで判断が2つに分かれます。

「新しい考えの人たちとつきあうか」
それとも
「新しい考えの人たちと既存の考えの人たちが
着地点を見出してからつきあうか」の
どちらかです。

どちらをとるかはリスク/リターンの嗜好にもよりますが、
ブロックチェーンという技術が世に現れ、
一定の認知度、実用性が認められている以上
「つきあわない」という選択肢はありません。

4.お手本としている「生命保険会社」の運用は?
最後にお手本にしようとしている生命保険会社の運用は
どうでしょうか?

ICOに参加しているか?、ビットコインの先物へ投資しているか?
もちろんNO。しかししっかりと観察はしているでしょう。

「まじめな」保険会社であれば、間違いなく医療用カルテと
保険証券の一元化。

医療機関で診察を受け、カルテ(もちろん電子化されていて)へ
入力したら、そのまま保険契約から医療費と保障が支払われる。

そういった「仕組み」を作るための「材料」として、
自動車メーカーの研究所が樹脂の部品を研究するために
「さつまいものでんぷん」を購入するように、
小規模な実験的なおつきあいはしていることでしょう。

もちろん自らか、子会社か、出資先かは別にして。


●まとめ
投資の基本はアセットアロケーション、投資目的、ドルコスト平均法
資本の管理、利益の管理、口座からの出金の大切さ
ブロックチェーンと「つきあわない」選択はない