円に連動した、ステーブルコインが発行されている。ステーブルコインとは国の通貨と同じ価値をもつ暗号通貨のことである。例えばビットコインは相場の振れ幅がひどいためステーブルコインを使えば通貨と同じ価値で使えるわけだ。

株式会社woorthが、2022年春にブロックチェーン上で発行される前払式支払手段である日本円連動のステーブルコイン「JPYT」発行することを発表した。

JPYTは日本円と1:1で購入・利用できる。最初はバイナンススマートチェーン(BSC)に対応し、順次その他のチェーンにも対応するよていだという。

バイナンスは海外の大手取引所だから注目もおおきい。メタマスクにも早く対応してほしいものだ。

法整備もすすむことになるだろう。今ステーブルコインを発行できる組織として、検討していた銀行と資金移動業者に加えて信託銀行などの信託会社も対象とする格好だ。信託会社が資産の受益権を設定する形での発行を見込んでいる。