予約していた時間に病院へと向かう。
子供達は自宅でお留守番。
夫も休みだったので、車で送迎してもらった。
せっかくの休みなのに、午前中を病院に使ってしまい申し訳無く思っていた時。
いい天気で良かった。ドライブ気分だね!と明るく言う夫に救われる。
鈍いと言われていた夫だが、長年の付き合いですっかり私の心の機敏を察知出来るようになったようだ。
その機敏さに、毎回救われている。ありがとう。
点滴が終わり、翌日の点滴に通うため予約を済ませ。今日の病院は終了。
夕食を簡単に作れるような材料を買い込んで、自宅へと戻る。
自宅に戻った後、私はパッドの買い置きがない事に気づいた。
万が一また大量に出血したら、対応できない。
仕方ないので、夫に車を出してもらいドラッグストアへ向かう。
お目当てのものを買い、車に向かったその時…
また、出血。
急いで自宅に戻り、トイレへ駆け込む。
前回同様、量が落ち着くのを待つ。
…しかし。今回はなかなか量が落ち着かない。
しかも流れ出るペースが速い!
何分経ったのだろうか。
なかなか落ち着かない出血。
出血ペースがややダウンしたのを見計らって、パッドを当て部屋へ向かおうとした。
その時…
私の目の前が、真っ黒に染まっていく。
どうしたんだろう?
と、思った瞬間。立っていられなくて、這いつくばるような格好に。
だんだんと…目の前の景色が暗闇に染まる。
声が出なくなっていくのも、同時に感じて…
残っている力を振り絞って、夫の名前を呼んだ。
助けて!!
このまま意識を失うわけにはいかない。
このまま死んでしまうわけにはいかない。
夫に助けを求めると同時に、亡き父にも願った。
お父さん、助けて!!…と。