*~Sungmin side ~*
午前12時。
「お疲れさまでした~^^」
『おっ!お疲れ様ー!そんなおめかしして!
彼女とデート?(笑)』
「やめてくださいよー!(笑)」
スタッフの冷やかしを適当に交わし
ブースを出る。
携帯を見て、メールを確認する。
キュヒョナからの連絡は……ない。
今日は夕飯一緒に食べに行く日なのに。
僕のラジオが終わり次第
宿舎から出てくるはずなんだけど…
キュヒョナの携帯に電話をかける。
♪~
『もしもし、ミニヒョン?』
「キュヒョナ…?ラジオ終わったよ?」
『ラジオ…?あ、すいません。ゲームしてました…。』
「今日は一緒にご飯食べに行くって言ったじゃん!」
『今からすぐに準備して…』
「準備もしてないの!?もういいよ!知らない!キュヒョナのバカ!」
『ちょ…ミニヒョ…』
一方的に電話を切った。
宿舎に戻り、ありったけのお菓子を食べる。
リョウクが作り置きしてくれている料理も
全部食べ尽くす。
いいもん、一人でたくさん食べてやる!
その時、
『そんなに一気に食べたら太りますよ。
ヒョン、せっかく痩せたのに。』
後ろからキュヒョナの声。
無視して食べ続ける。
『ヒョン、消化不良になっちゃいますよ?明日から中国なのに。』
「うるさいなぁ!僕がどうなろうと関係ないだろ!どうせゲームの方が大事なんだ!」
興奮気味に反論すると
キュヒョナは一瞬驚いた顔をして
フッと微笑んだ。あの憎たらしい顔で。
『こんな可愛い人、放っておくバカがどこにいますか?』
キュヒョナは静かに僕のおでこにキスをした。
『明日は食べに行きましょう?』
「……キュヒョナがお店予約しといてよね。 …僕…ハンバーグ食べた…い…。」
『はいはい、わかりましたよ^^食いしん坊さん?^^』
そう言ってキュヒョナは僕を抱き締めた。
そして思った。
僕はきっとこの憎たらしいただのヲタクに
ベタ惚れなんだ…と。
-END-