6月18日、河井案里・参院議員と、夫で衆院議員の河井克行・前法相が、2019年7月の参院選挙において、広島県議等、90人超に、票のとりまとめを依頼し、合計2,500万円を提供したとして、公職選挙法違反いわいる買収容疑で、逮捕された。
選挙資金の出所は、自民党本部であり、案里容疑者に提供された金額は、1億5000万円である。
逮捕された両容疑者は、買収したことを否認している。
安倍首相は、この件について、遺憾であり、党として監査を実施しているので、あり得ないことだと、述べている。
いつもの通り、安倍首相のコメントは、言い逃れの域をでず、何とも、国民として、やりきれない思いである。
自民党から提供された選挙資金の使用状況を、党自身が把握していないのか、さもなければ、票の買収に使用されるのを、黙認しているのか、どうも腑に落ちない。
党内に順法精神を徹底させることが欠かせないというが、そもそも、議員を志す意思を持ち、立候補している候補者に、民主主義の精神が欠けていたのでは、お話しにならないのである。
選挙は、お金で、何とかなるという風潮が、この国の民主主義の精神を、腐敗させているとしか、思えない。そして、核心的な問題は、自民党という党自身が、選挙資金に関して、感覚が麻痺している点である。
政治家も、国民も、初心に返って、民主主義のとは、何かをまなばなければならない。