最近は空前の釣りブームとかで、釣り場には実に様々な車がひしめき合っている。
その様は、さながらディスカウントショップの駐車場のようだ。
つまり、とりあえず移動できて、荷物が積めれば、なんでもいい、といった感じ。
でも、果たして本当にそうなんだろうか?
さすがにイマドキは、釣りに行く前に疲れてしまう車なんてない、とは思う。
けれど長距離の移動は珍しくないし、そうなれば燃費やシートのデキ、乗り心地だって気になる。
釣りのポイントによっては車中泊をすることもあるだろうし、そもそも収納や積載性は重要な問題だ。
より良いポイントを求めて、足場の悪いところへも心配せずに入って行ける走破性も欲しい。
そんな釣り人ならでの悩みと要求を、これまでの愛車のエピソードを交えつつ考えていきたい。