アットホームな遊漁船。能生漁港金栄丸

 

新潟県糸魚川市にある能生(のう)漁港。近くには道の駅もあり、夏には海水浴場などもあり賑わいを見せます。遊漁船や漁業なども盛んで、釣り人などは他県から来る人も春には真鯛とヒラメの乗っ込みがあり、夏には1つテンヤやアカイカ。秋には、アマダイ、アオリイカが楽しめ11月ごろからジギングが始まり、2月にはヤリイカもたのしめるため、多くのアングラーには人気の場所でもあります。他にも色々な魚種を狙っているため、電話で確認することをお勧めいたします。

 

船のご紹介

 

・前方(トモ)広く荷物を奥には十分なスペースがあり、ロッドたてなどもあります。1つ注意が、船長が通る足場を確保しとかないといけないのでトモに乗る際は船長に色々聞いて置く場所などを決めることをお勧めします。

 

 

・右側 胴の間

 

椅子はありませんが、クーラーボックスなどを置き椅子として座るのもありです。釣りには十分なスペースです。水が出るホースもあり生きた魚の血抜きなども可能です。

 

・左側 胴の間

 

・後方(ミヨシ)

 

後方にはベンチがあり、疲れたら腰を掛けゆっくりとできます。扉の写真左側にデッキ。船酔いした方や、体調崩してしまつたときに船長に声をかければ、休ませていただけます。写真右側にはトイレがあり(男女共同)、中は撮影できませんでしたが、結構広いです。

 

・ナイト釣り用ライト

 

夜の釣りなどで活躍するライトですが、結構明るいです。船自体が大きいためライトもそれなりの数がついてます。

 

前(トモ)から見た感じです。

 

・船 周辺

 

朝、船長が軽トラを船の横に止めるため、道具類などは駐車した車の後ろや、すぐ出せるように準備することをお勧めします。船の横には物を置かないように注意が必要です。

 

船のレンタル品など

 

・ロッド&リール 2000円(ロッド&電動リールは3000円)

・ライフジャケット

・その他(釣りエサ、仕掛け、ロッドキーパー等)

・氷無料

他に気になるものがあれば、電話で確認することをお勧めします。

 

予約方法

 

電話での予約になります。予定が決まり次第、電話して日や人数。後、何を狙うか(魚種)などを伝え予約します。携帯電話に電話する際に、電話にお母さんが出ることが多いので、声を大きめにはなしてあげると良いと思います。(ご高齢のため)

 

今回の釣り

 

ジギング船にて、予約をさせて頂きました。この日は6人と少なく、幅を広く使え良かったです。

 

ワンピッチジャークと巻きの釣り

この日の釣りはワンピッチジャークと巻きが基本です。自分は初めこの2つを基本に、反応がなければ色々と組み立てていきます。渋い日にはスローの釣りを入れてみたり、活性が高ければ、巻きの釣りでもスピードを上げ、ストップ&ゴーをいれたりします。

 

 

タックル

 

ロッド・シマノ グラップラータイプスローJ

リール・シマノ オシアジガー2001NRXG

PEライン・2号

リーダー・ナイロン60LB(18号)

 

今回のヒットジグ

 

ブリード ブルテリア175gカラーはオールグローです。このジグはワンピッチや巻きで威力を発揮します。高活性の時、フォールで発揮をする場合もあります。色んなシチュエーションに対応しているジグですので使っていて楽しいです。タダ巻きの場合はリア(後ろ側)だけにフックを取り付けて巻くだけです。タダ巻きでいい時もあれば、巻きスピードなど調節が必要の時もあります。

 

 

 

 

アドバイス

 

このジグは潮をかみます。かむとは、簡単に言うとジグが潮の流れの影響を掴みやすいという事です。初心者の方はまず、巻きで潮が動いているか、動いていないか。どの水深までは潮が動いているけど、このレンジ(棚)からは潮が動いてないとか、緩いとか…。そこをつかむと、狙うレンジ(棚)が分かるようになってきます。

 

・巻きでジグの重みを感じる

まずは水底まで落とし、ジグの最初の重みを感じることが大事です。なぜかと言うと先ほども話しましたが、海の中の潮の動きを把握するためです。この時に巻きが軽いと感じたら、底潮は動いていない可能性があるのです。逆に巻きが少しでも重いと感じた場合は、潮が動いている可能性があります。試しに何度か、巻き上げては落としを繰り返すのもいいと思います。

 

・潮の喚起を見つける

潮は必ずしも海の中全体が動いていたり、止まっていたりしているわけではないです。底潮は動いているけど、中層は動いてないとかざらにあります。そういった場合は、巻いてジグが軽くなるレンジより、少し下で巻きをやめ、ジグを落とすことをお勧めします。二枚潮というのは潮が上下で違う方向に流れていることを言います。例えば水深30mで水面下0m~15mは右に流れる潮。15m~30mは左に流れる潮といったような、左右逆の流れのことを言います。二枚潮は釣りにくいし、釣果もあまり期待できないです。この様な潮の流れをつかむことにより、狙うレンジも決まってくるのです。ちなみに潮が流れているからと言って、釣れるものでもないのです。(あくまでもヒットチャンスを増やすため)手巻きでやるとより一層、海の状態がわかると思います。

 

 

最後に

 

・注意事項 

金栄丸さんは家族で経営されているのですが、大船長と奥さんがご高齢のためなるべく荷物運び(氷)など荷卸しを手伝ってあげると良いと思います。若船長の時などはいいかもしれませんが(笑)。釣りが終わり、船から降りた後。この時期は最後にあったかいお茶やお土産などももらえる時があり、嬉しいサービスも。

 

スタンプカード

船によりポイントカードなどがある所とない所があります。スタンプを貯めると金額を引いてくれる船がありますが、ココ金栄丸さんでも、ポイントカードを貯めると…何があるかまだ自分は体験したことが無いので分かりませんが、お楽しみと言う事でしょうか?(笑)。

聞くのを毎回忘れてしまいます。アットホーム感がある金栄丸さんに1度お越しください。釣れる、釣れないも大事ですが、ココは人がいいしあったかい。そこに自分はほれ込み、通い始めたのです。

 

 

本日の釣果

 

イナダ爆釣(リリース&お父さんお母さんのお腹の中です笑)。【ブルテリア175g各種で】

 

ワラサ75cm1本。【ブルテリア175gオールグロー】

 

イナワラサイズ55cm2本。【ブルテリア175gグロー&ピーチグロー】

 

甘鯛55cmが1本です。【ブルテリア175gピーチグロー】

 

執筆者 KA

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