毎月、海外から妹に連絡を送る夫。

25年前と違って今は、便利な連絡方法に溢れている世の中。


母さんの様子を教えてください。


無視されるか、短い一言が返ってくる。

ー元気に暮らしてますー


なので、そうなのだと信じていました。


電話は、義理母がうまく喋れないので長い間、声を聞いていない


そんな夏が過ぎたある日、突然に便利な機能から簡単な一文が届いた


「施設に入りました」


要介護⚫︎ で、みんなが入りたいと思っている人数待ちの施設に入居したそうである。


もう少し詳しく教えて欲しいと夫の声は、届かず、何も教えてもらえないどころか、一生会わせないと。


嘘をついて、認知症の義理母に有る事無い事、悪く吹き込んだからだろう。


いつの時もそうだったので、予測はつくので、不思議と腹も立たない。やっぱりなという気持ちが静かに湧き上がるのであった。