ベンツ 棚ぼたかな~?
今日28日メルセデス ベンツはCクラスのディーゼル社を発表した。
フォルクスワーゲンがディーゼルの偽装問題で、
販売の低迷が見込まれる中、
そのつきをついて、販売台数一気に倍増か?
実は、日常も、ビジネスも結構こういうことがありますね。
業界1位と2位が争って、もしくは1位2位3位が争って、
3、4位が有利にことを運ぶ。
ソフトバンクの買収した米国のスプリントも
3位だったのが、ごたごたしてる間に4位のTMOBILEに見事抜かれたし、
今回のフォルクスワーゲンも
トヨタと競り合ってる間に、
自らが、墓穴を掘ってしまった形となった。
目標を相対的なものに向けると、
実はこういうことは会社の構成のシステムに負担をかける。
業績が下がると話題の日経の私の履歴書で、
いま、キリンの社長が執筆されてますが、
その中で、
キリンビールの国内1位のシェアをこだわるばかりに
問屋に無理売りしすぎて、9月なのにビールの在庫があったと。
そこで、1位にこだわらずに戦略を変えたという話がありましたが、
すでに、会社のシステムに軋轢をのこし、問屋に負担をかけてる状態ですが、
1位という数字にこだわらないというのは、なかなか出来ないことだと思いました。
地域のお店でも、
このようなことは、よくありますよね。
大手電気小売の争いとか。
結局、大手2社が争って、残ったのは地元企業だった。
けれど、体力消耗して、先行きがまずい。
とか。