こんな時こそ
気分を上げたい。
負けないために。
・ここ数年の間に、乳ガンが見つかった同年代の仲間が何人もいる。 乳房を切除した方、リンパに転移し他の癌も発症した方、治療の甲斐なく亡くなられた方…もちろん、抗がん剤治療や放射線治療を乗り越え、元気になられた方も数人いる。 乳ガンが身近に感じられていた。 わたしも今年はマンモグラフィでも受けてみようかな。 安易な気持ちで受けた。 数週間後、電話がかかってきた。 「精密検査を受けてください。」と。 動揺した。 元気だけが取り柄だったわたしが？ 電話をかけてきた人の話し方が、やたらと神妙だった。 あぁ、病気との闘いが始まるのかな。 色んなことが頭の中を駆け巡った。 精密検査までの数週間、ネットは見ないようにしようとしても見てしまう。 大丈夫な内容を探してしまう。 不安が募る。 家族に話そうと思ったけれど、やめた。 ことがハッキリするまで、余計な心配はかけたくない。 心配や不安な気持ちで日々過ごすことのしんどさは、よくわかっているから。 黙って一人で悶々としてるのもしんどかったから、そこまで心配しなさそうな友達にだけ話した。 少しは気が楽になった。 そして、今日が再検査の日。 結果は…「問題なし」。 昔から「わたしは大丈夫」という変な自信があった。 それが最近少しずつ「わたしも大丈夫じゃないかも」に変わってきた。 だから心底ホッとした。 と同時に、健康でいられることへの感謝と、家族の笑顔が頭に浮かんだ。 この数週間で考えた色々なこと、無駄にはしない。 忘れない、忘れてはイケナイ。 すべてのこと、大事にしなきゃ。
さて、
明日はどんな
いい事があるだろう。