予定日+5日目の午後のこと。


痛い。

もうムリです。

痛いというより、もうムリです。


お腹の痛みは、もうお腹の痛みではなく

肛門のあたり(?)が破裂しそうな感じです。


もう出したい。

出してしまいたい!

でも、まだイキんぢゃだめなんです。


なんとか、この痛みをのがさなくては。

お腹が張ってきて、自分でも

あ、くる、くるくるーってわかるんです。


これぞ陣痛。

恐るべし。


昨日の午前中の痛みは、確かに陣痛じゃないです。

助産師さんは正しかった~


って感心している場合じゃない!

テニスボールを肛門のあたりに押しつけて

息をふぅーーーーーーーーーっと吐き続けます。

もうテニスボールじゃむりです。

助産師さんが押さえてくれました。

このご恩、一生忘れません。


助産師さん「どんな感じですか?」


「もう出したいです」


助産師さん「では、見てみましょう。



 あ、開いてます!全開大です。」


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


待っていました!その言葉! 

全開大!


助産師さんがナースコールで他の助産師さんを呼びます。

いつの間にか10人近くの助産師さんとお医者さんが

やってきました。

みんな、見ている (-"-;A


助産師さん「では、いきんでください」


「え?いいんですか?」

もう、出したくて出したくて、ずっと我慢してきたんです。


助産師さん「はい、どうぞ」


ふぅ~


助産師さん「? 息は吐かないでください」


( ̄Д ̄;; あ、しまった。実は、転院する前の病院が

ソフロロジーを取り入れていたので、ずっと出産時は

リラックスして息を吐くというイメトレをしていたのです。

ついつい、息を吐いてしまいました。

気を取り直して、次の張りの時に


う~~~~~


助産師さん「声は出さない方が力が入りますよ」


( ̄Д ̄;; あ、そうなの?


助産師さん「でも、上手です。もう少しですよ」


次の張りがなかなか来ません。

4人くらいの助産師さんが、私の両脇にいて

押さえてくれていたのですが、

言葉をかけてくれます。


助産師さん「焦らなくていいからね。がんばって」


うん。がんばる。


次の張りが来ました。

~~~~!!!!あせる


助産師さん「頭が見えました!出ます!力を抜いてください」


お医者さん「少しだけ切りますね」


え?切る?ナニ?


と思った次の瞬間には麻酔を打たれ、切られました。

全然、痛みなし。

そして、

あ、なんか、抜けていくぅ~


オギャー


な、な、泣いたぁ~~

赤ちゃん、出てきたぁ~

(想像よりも低い泣き声)


みなさん、ありがとうございます。


助産師さん「すごい上手でした。女の子ですよ~」


へその緒を切って、ちらっと見せてくれました。


いや~ん、赤ちゃんだ。

私の赤ちゃんだ。


赤ちゃんは、すぐにキレイにするために後のベッドに移動。

その間に私は胎盤を出してもらいます。

出てきた胎盤を見せてもらいました。

おぉ、これが胎盤かぁ!

母親学級で見せてもらった模型とそっくり。

続いて、お医者さんの処置を受けます。

縫われてます。

あ、痛いかも・・・

もう出産が終わったことで、安心?したのか

痛いけど、もうどうでもいいです。


終わった!終わった!終わったぁ~!

バンザーイ!


全開大になってから、あっという間の出産でした。

助産師さんが聞きます。

「陣痛はいつからですか?」

「…わかりません」

「じゃ、いつから眠れていませんか?」

「朝の6時ころからですかね?っていうか寝てないですけど」

「じゃ、6時からってことで、出産が15:22なので、約9時間半です。

 初産にしては早いです」


ん~。夜中もずっと痛かったし、

いまいち納得がいかないけど、ま、いっか。


ダーリンと父・母が病室に入ってきました。

赤ちゃんとご対面です。


カンガルーケアをしました。

胸の上に、赤ちゃんがいます。

私のところからは顔が見えません。でも

重みを感じます。2315グラム。標準より小粒チャンだけど

しっかりと重みを感じます。そして温かい。

たまにモゾモゾします。

生きてる~


なんだかさっきまでの出産も今も

夢のような気がしてきました。

実感がわかない。

でも、とっても満ち足りた幸せな気分です。


あかちゃん、こんにちは。

やっと会えたね。

これから、パパとママと3人で家族だよ。

いっしょに幸せを築いていこうね♪



予定日+5日目の朝のこと。


陣痛促進剤+棒を使っても

まだ子宮口の開きが5センチとのことで

バルーンを使うことになってしまいました 。゚(T^T)゚。


昨日の先生とは違う男の先生です。


先生「では入れますねぇ~」


嫌な予感


キタ━━━(ノ◇≦。)━━━!!!


やっぱり来ました。お腹の張りです。

お腹の張りがせっかく入れたバルーンを押しだしました。


先生「あっ、出てきちゃった」


出てきちゃったじゃない!

なんていうか、恐怖です。

破裂しちゃいそうな、とってもいや~な緊張感が

身体中を駆け巡るのです。


バルーンを挿入しようとしては、お腹の張りが来て

押し戻され、それを乗り越え挿入して

バルーンを膨らませていっても

その途中で張りが来て、やっぱり押しだされる。


その繰返しを繰り返しました。


もちろん、その間も痛みは無情に押し寄せてきます。

これは、バルーン挿入の痛みとは別物の痛みです。

ダブルパーンチ☆

です


☆なんて使っている場合ぢゃない!

痛し。


結局、バルーンは断念されました。


正直、ホッ。


よかった~




予定日+4日目の夜のこと。


相変わらず、お腹の張りと痛みは順調に増しています。

痛いんです。

もう十分です。

これは陣痛に違いない!

夕飯も食べたくありません。


助産師さんが見回りに来たので、

また訴えてみました。


「これ、陣痛じゃないんですか?」


「まだ違うと思います。生まれるのは、明日か明後日になるかも。

 今夜は、体力温存のために眠った方がいいですよ。眠れるお薬を

 出しましょうか。そんなに強くない薬ですけど、もしこれで眠れたら

 陣痛ではないってことにもなりますし」


「わかりました。薬、ください」


赤ちゃんへの影響はない薬だそうです。

絶対、これは陣痛だ!薬になんか負けないぞ!眠れないほど痛いんだ!


私の思考回路は相当、おかしくなってます。


22時、薬をいただきました。

24時、目パッチリ。陣痛の間隔をメモ φ(.. )

1時、目パッチリ。引き続き、陣痛の間隔をメモ φ(.. )

   見回りにきた助産師さんに、メモはとらなくていいと言われるダウン

2時、ちょっぴりウトウト・・・

3時、助産師さんの見回りの音で起きる

   あら、寝てたわ・・・でも痛い

4時、痛い

5時、痛い痛い

6時、痛い痛い痛い

7時、起床時間で朝ご飯が届けられました。なぜか、プーさんの焼印食パン。

   

やっぱり眠れてない!陣痛だ!陣痛だ!


先生が診察に来ました。


先生「子宮口、まだ5センチだねぇ。バルーンいきましょう」


キャー


。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 誰か助けてぇ~