こんにちは、
往診矯正治療室 Firstの林です。
先日ボキボキ整体についてお話させて
頂きましたが、本日はその
『危険性』
についてお話しますね。
まずはなぜ?
ボキボキ
と音が鳴るのかといいますと、
各関節は関節包という袋状ものに
包まれており、その中には
関節液という液体が充満しています。
この関節液は機械でいうと潤滑油の
役割をしていて、主に関節を
スムースに動かす働きをしています。
そしてこの関節液の中には
少し空気が有り、小さい気泡で
存在しています。
そして関節を動かした際にできる
関節包内の圧力の変化で
陽圧となった部分の気泡が膨張し
弾け音を発します。
音が鳴るだけなら何の問題も無いのですが、
この音の衝撃波が1㎠あたり
1tくらいの重さがあるようなんです。
あまりピンときませんが、
要はかなり大きな力が骨に
かかるという事です。
そうすると関節内の骨や軟骨が
破壊されたり、それを補おうとして
増骨細胞が活性化し骨が
太くなったり尖ったりします。
背骨においても繋ぎ目は
関節ですので同じことが言えます。
そしてその肥厚した骨が神経に
さわったり、擦れたりして痛みや
不調となって現われるという訳です。
「指を鳴らすと指が太くなる。」
と誰かが言ってるのを聞いたことが
あるかもしれませんが、まんざら嘘では
無かったんです。
そうは言ってもボキっと鳴らすと
「スッキリする!」
と言う人もいると思います。
かく言う私も解っていながらも
時々ついつい首をポキッとやって
しまうことがあるくらいです。(笑)
でもそのスッキリする感覚は関節を
動かした時にストレッチされた筋肉の
心地良さで同時に
ポキッ
と音が鳴るものだから、
ボキボキ=気持ち良い
に脳内ですり替えらえてるからのようです。
このメカニズムなんですが、
実はほんの10年ほど前まではっきりとは
解っていなかったんですよ。
意外でしょ。
医学は発達した!
なんて言ってもこれくらいの事すら
10年ちょっと前までは解明されて
無かったんです。
しかもこれを科学的に解明したのが
日テレのある番組だったはずです。
私もタイムリーでその番組を見ていて
感動した覚えがあるんです。
日テレさんありがとう!
話がちょっと変わっちゃいましたが、
要はくれぐれもボキボキにはご注意を。(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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