いや驚いた。先日観たBLUE GIANTの凄さに圧倒されたのだけれど、あれに勝るとも劣らないほどの迫力。まず作画が凄すぎる。もうこれまでのアニメの常識がぶっ飛んでると言っていいと思う。アニメと言うより、漫画が動いてる。超緻密に描かれて彩色された漫画が、動いてる。試合シーンのユニフォームの動きとか体の彩色とか、まぁ凄い。こんなところまで来てるのか…とホントに衝撃。

それとスポーツアニメなのに、音響の凄さ。BLUE GIANTも凄かったけど、こちらも音楽的にもすごい。スポーツと音楽って、こんなに親和性があったのかと今さら感じさせられた。そして最後の、静寂。あのまるで時が止まったかのような、息する事もためらわれる静寂の力凄かったです。
 

私は原作漫画は読んだテレビアニメは観てない派、で実はあんまりスラダン大好き!ってわけではなかったのだけれども。この作品ストーリー的にも、非常に楽しめました。今回は宮城リョータ君がメインで、彼の生い立ちから追いかけ、彼目線の山王工業戦を描いていました。そしてこれがThe Firstとして、多分花道まで5人分、5作描かれていくのでは。これはファンにはたまらない事だろうし、いや最後は一体どうなってしまうのだろうかと想像すらつかない。これからこのシリーズは、世の中をちょっと変えるくらい、すごい展開をしていくのかも。