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僕は釣りが大好きで、中でもぷかぷかとフローターという浮き輪に乗っかって釣りをする「バス釣り」が好きで。
今から10年程前になりますが、ものすごくハマっていた事があります。
今でも年に何回かは行きますが、この頃はもう夏場は毎週バス釣りに行っていました。
フィッシングチームのみんなと、釣るコースと時間を決めて、釣った魚で競ったりしていました。
年間チャンピオンまで決めてたんです。何と年間、15戦以上してました。
半ばマジで戦ってましたw。本当に楽しかったなぁと思いだします。

いつもの釣り場所は、福島県は相馬市。・・・そう、今回モロに震災の被害を受けてしまった所です。
上の写真も、その相馬市での「いつもの野池」での一枚です。

まだ常磐道が伸びていなくて、「いわき」で降りて下道を100キロ以上走って行ってました。
途中「浪江町」「原町」「双葉町」などの街を抜けつつ、ずっと海沿いを走っていました。
これらの街も、とても悲しい事でばかり、テレビで聞くようになってしまいました。

相馬市には「松川漁港」というのがあって、そこは防波堤からの投げ釣りの名所。
一緒に行った友人が、50㎝オーバーのヒラメを釣り上げた事もありました。
それを地元の魚屋のおじさんに、さばいてもらって夜大宴会になった物です。
あの漁港のすぐ側だった魚屋さん、おじさん。無事なんだろうか。

あの頃、本当にお世話になった相馬、福島県。一刻も早い復興を祈ります。
被災地の方々、お年寄りや子供達。小さな子供を持ったみなさんの事を思うと涙こぼれる。
せめて子供たちが、安心して笑顔で暮らせる毎日が、一日も早く訪れますように。
壊滅した町がまたいつか、人々の活気にあふれた街に戻りますように。本当に本当に、心から祈ります。
僕に出来る事はなんだろう。「復興はすぐにはならない」事をもう一度良く心に言い聞かせて。
震災で被災した街・人々が一刻も早く復興出来るように。出来る得る事を探して、協力していかなきゃいけない。

そしていつかまた。必ず、あの野池に浮かんで釣りをしよう。
しんと静まり返ったあの野池で、脳みそ沸騰するくらい集中して魚を追いかけよう。


フィッシングチームのみんな。またいつか必ず、一緒に相馬の野池に行こうね。

それで一斉にあの松の木の根元からフローターで発進してさ。

  1番コースのワンドの中を。

  2番コースのコンクリの壁を。

  3番コースのマウンドを。

  4番コースのパラ葦を。


    また魚を追って、一喜一憂しに行こう。

そしてきっと夜、色んな意味で、祝杯をあげようよな。  あの頃のように。