第46話「吠えろ!ラストリゾート」


まさかのイタリアが「グリッドオメガ」を出したのですが、灰崎の機転によって、真空波で威力を弱めていたので日本チームは大半がなんとか立ち上がれたのでした。

ですが、砂木沼とアフロディ、そしてのりかの3人は救いきれず、負傷退場してしまったのです。

灰崎が言うには「とっさのことでタイミングがズレちまった…」のだそうですが、彼の体も、ダメージで本調子ではなくなってしまったのが気になるところですね。

でも、借りを返すまではフィールドに居続けることを選ぶのでした。


のりかの代わりに円堂、砂木沼の代わりに小僧丸が入ります。

そしてアフロディの代わりに入ったのが豪炎寺でした。

前回ラストは、灰崎の真空波アシストの描写を端折ったんですね。

小僧丸は憧れの豪炎寺と一緒のフィールドに立てて、心底嬉しそうです。


クリアボールが日本に渡ったところで、風丸さんから円堂、そして豪炎寺へと繋いで「ファイヤトルネード」、無印からのファンには感慨深いものがあります。

小僧丸が「ケガの前よりパワーアップしてるぜ!」とのことなので、ベンチ温っためてただけじゃなく、それなりに力を蓄えていたんでしょう。

ま、チートサポーター着けたGKには流石に敵わないのですが、どちらかといえばデモンストレーションの意味合いが強いのかも知れません。


イタリアベンチでは、ウラジミールがサポーターの出力を最大にしていることで、控えの選手たちと一悶着が起こります。

ラケリトは「ファイヤトルネード」をなんとか食い止めるのですが、ガブリエラに引き続き限界が既に来ている感じです。

それを観て、手を叩いて喜ぶイリーナ。

鬼畜以外の何者でもありません…。


ラケリトは治療で、ゲームはまたもや中断。

ペトロニオも、サポーターのダメージで脚が震えるほどなのです。

これ以上試合を続けていると、イタリアチームはサッカー選手として再起不能だと、豪炎寺は言います。

そして、それを食い止める策は「ラストリゾート」なのだと。

だが、それは豪炎寺が撃つのではなく、明日人たち3人が継承した「ラストリゾート」を使うことになるのですが…。

明日人がまだ未完成だと言うと、豪炎寺は「未完成? だったら、今ここで完成させればいい」と発破をかけるのでした。

灰崎は「無茶なことばっか言いやがる」と文句垂れつつも「だが、面白れぇ!」と闘志に火がついた模様です。

灰崎はこれでなくちゃね!

野坂は「グリッドオメガ」が研究されていたように「ラストリゾート」も研究され、コピー技で対抗してくるかも知れないと、予測します。

「ラストリゾートを超えるラストリゾートを撃つしかない」と豪炎寺が言うように、3人の技でなくては、イタリアには勝てないのでしょう。


ラケリトの治療が終わり、ゲームは再開。

早速、「ラストリゾート」を3人で繰り出すのですが、完成には至りません。

一星は3人の「ラストリゾート」には何かが足りないと考えるのです。

再び3人で出そうとしますが、そこへ小僧丸が「俺にボールを託してくれ! 俺にラストリゾートを継承させてくれ!!」と豪炎寺に頼みこみます。

果たして、豪炎寺は小僧丸の想いに応えて、ボールをパスするのでした。

スイッチオンで、パワー全開の小僧丸は「ラストリゾート」を撃つのです。

そして、一星は小僧丸の動きを見て、やっと足りなかったものの正体を掴むのでした!


小僧丸の「ラストリゾート」は完璧に継承されていましたが、なんとペトロニオがゴール前まで走り込んできて、「ラストリゾートD(ドラゴン)」で撃ち返すではありませんか!

まさか、研究するだけでなく、「ラストリゾート」の改良版を出すとは思いませんでしたね。

「ラストリゾート」は石の蛇のようなエフェクトですが、「ラストリゾートD」はまんま紫色のドラゴンのようです。

その威力は、ペトロニオのサポーターを引きちぎるほど。


明日人たちは「ラストリゾートを撃ち返すのはラストリゾートしかない!」と、更に「ラストリゾート」て撃ち返そうとします。

ですが、灰崎がダメージが脚にきて、もつれてしまうのです。

あわや、ピンチ!…を救ったのは小僧丸です。

すんでのところで「ラストリゾート」を足で食い止めます。

「だらしねえぞ、てめぇら!! 豪炎寺さんのラストリゾートを継承するとか抜かしやがって!3人がかりでも出来ねぇのかよ!!」と。

そこへ一星が走り込んできます。

「3人がかりで出来ないなら、4人でやれば良いんです!」

一星は3人「ラストリゾート」に足りないのは「俺の左脚です!」と言うのです。ほう…。

どうも、灰崎が右利きのため、回転が不足していたのが、「ラストリゾート」が未完成な理由だったのです。


一星を加えた4人での「ラストリゾート」は「ラストリゾートΣ」となり、4色のドラゴンが周りの選手を巻き込むほどのパワーでゴールに叩き込むのでした。

これで2対3となったのですが、イタリアチームのみんなは、全ての力を出し切ってしまい試合続行不能となり、ウラジミールは棄権を申し出たのです。

これで日本は勝利。

この幕切れは…歯切れの良くないものになってしまいました。

試合を見届けたイリーナは「可哀想に。あなたたちはここで負けるべきだったの」と、不適な笑みを浮かべるのです。

怖いよ〜…。


浮かない顔を明日人ですが、ペトロニオは「みんなを守ってくれて、感謝する」と、謝礼を述べます。

日本が無理に試合を終わらせた意図は伝わってるようですね。

そこへ、明日人とペトロニオをスタジアムの陰で見ている謎の少女が登場します。

どうも、オリオン側の選手のようですね。

このタイミングで新キャラが出るとは…。


更に、新条と鉢合わせた明日人は、今の心境を吐露します。

「こんなことを続けてたら、みんなサッカーを嫌いになっちゃいます。あんなサッカーはサッカーと認められない!俺が好きな、本当のサッカーはなくなってしまうんですか!」と。

すると新条は「サッカーはいなくならない」と答えるのです。

「君がサッカーを信じ、君が必要とする限り、サッカーはそこにある」

この言葉は、かつて、明日人の母が死の間際に明日人に残した言葉です。

これはもう、新条が明日人の父親だという証拠だと断言できるのですが。

明日人はやっと、新条が自分の父親だと確信するのですが、まだ、真実は分からないままなのです。


準決勝第2試合はロシアの勝利が決まり、決勝は日本とロシアの2度目の戦いになります。

一星とフロイも再び戦えることを喜びあうのですが…。

金雲は、決勝でも妨害工作があることを予測し、「とびきりの助っ人を呼んである」と言うのです。

果たして誰なんでしょうね?

って言うか、鬼道さんはもう戻ってきても良さそうなんですが。

そして、それに間に合うように走ってくるリムジンに乗っていたのは、あの影山総帥!

まさか、また出てくるとは思わなかったですよ!!


今回はラストリゾートだらけの回でしたね。

小僧丸はやっと豪炎寺に対しての想いが報われたようですね!