【思い通りに動かない相手への対処法】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

相手が自分の期待とは異なる言動をした時。

人は落胆したり、ストレスを感じたりする。

 

それに対する

唯一の解決方法じゃないかなぁと

思っていることがある。

 

それは一言でいうと、

「相手に期待しない、あきらめる。」こと。

 

なんで、

約束したことをやってくれないんだ。

 

なんで、

あんな言い方をするんだ。

 

なんで、

間違っているということを

わかってくれないんだ。

 

私生活でも仕事でも

こういうことってよくありますよね。

 

「明らかに相手が間違っている。」

 

大小はあれど、

日々、そうやって相手の言動に

反応し、自分を正当化するために、

相手の問題点を考えたくなる。

 

こんなふうにストレスを感じて、

感情的になり、心も揺れる。

 

どうすれば揺れない穏やかな心で

いられるのだろうか。

 

そうかといって、

自分の周りの人がみんな自分の

思い通りの言動をしてくれるはず

などない。

 

それがシンプルな事実。

なのにこれが盲点なのが、人間って

感情の生き物ってことなのかな。

 

事実には逆らえない。

逆らえないことに落胆してもしょうがない。

だから「あきらめる」しかない。

 

いやいや、

確かにそれは事実かもしれないけど、

じゃぁ明らかに相手が間違っていたり、

悪いとしても、ほっとけってこと?

 

仕事でも私生活でもそれはまずいでしょ。

問題を解決しようとすることが

大切なんじゃないですか?

 

はい、もちろんその通りです。

 

でもですね。

以下の2つをしっかり分けて考える

ということです。

 

問題を解決しようとすること。

相手がそれを理解してくれること。

 

この2つは似ているようで

全然違う。

 

相手に気づいてほしい、

認めてほしい、理解してほしい。

 

そのように働きかけることはいい。

言うべきことを言うのはいい。

でも、それを理解して言動を改めるか

どうかは相手が決めること。

 

理解してくれることもあれば、

そうでないこともある。

 

それをどうにかして自分の思うように

捻じ曲げることはできない。

 

自分だって、相手に自分の感情を

無理やり変えられるのは嫌ですよね。

 

解決することを

あきらめるのではない。

 

しかし相手が思い通りに動くことは

あきらめる。

 

期待はするけど、求めない。

 

イラッとしたときには、

そう考えることが大切だと僕は思っている。

 

「あきらめよう」

そう頭の中で何回かつぶやく。

乱れていた心が落ち着きを取り戻していく。

 

そうすると

起こった出来事に対してではなく、

これから相手に対してどう接していこうか?

何が最善だろうか?

 

そんふうに思考を働かせることが

かんたんになる。

相手を変えようとしている時には

逆にこれができないんですよね。

 

こう言うと、

そんな簡単に言うなよ

人は感情の生き物なんだから、

と思われるかも知れない。

 

ではこう考えてみてはどうだろうか。

 

他人に振り回されず

穏やかで、折れない心を保つために

相手に期待はしていいが、求めない。

 

自分がどうありたいか?

その答えのために必要な反応だと

考えてみてはどうだろう。