【日本と日本人を強くするために大切なことは?】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

『日本のおかげで、アジアの諸国は
すべて独立した。
日本というお母さんは、
難産して母体をそこなったが、
生まれた子供はすくすくと育っている。
今日、東南アジア諸国民が、
アメリカやイギリスと
対等に話ができるのは、
一体だれのおかげであるのか。
それは身を殺して仁をなした
日本というお母さんがあったためである』

タイ王国18代首相
ククリット・プラーモート(1975〜76年)
の言葉です。

前回書いた台湾だけでなく、
フィリピン、インドネシア、
ミャンマー、マレーシアなど
多くのアジア諸国は、
日本の植民地となり
日本の統治によって独立し
成長したことをご存知でしょうか。


戦前、西洋諸国の植民地だった
アジア諸国は、ただの搾取の対象。
すべてを奪われ、支配者のために
強制労働させられ、大量虐殺され。

そこへ日本軍が侵攻し、
西洋諸国を打ち負かして
次々と追い出した。

日本の植民地政策は
非人道的な扱いをし、
奪い、殺し続けてきた
欧米諸国とは異なった。

日本人は、現地の人々のために
学校をつくって教育を普及させ、
病院をつくって国民の健康を守り、
鉄道を敷いたり、農業を持ち込み
人々に仕事を与えた。
民主国家としての独立と
教育、産業、文化の発展のために
尽力した。

時にはその国の独立を守るために
現地の軍と一緒になって
命をかけて戦い、アジアの国々を
搾取と殺戮しかない西洋諸国の
支配から解放した。

もちろん、それによって国益を
得ることができるということも
あっただろうが、それでもなんか、
『日本人らしいな』
僕はそう思える。


先日のブログで紹介した
台湾に伝わる
日本精神という言葉。
(台湾では、リップンチェンシンと読む)


勤勉で、誠実で、約束を守り、
正義感と情熱、冒険心に満ちた
当時の日本人姿と教えから
台湾に根付いた言葉だという。

当時、日本によって統治されていた
国々が、今でもなお、日本に対して
尊敬と感謝の気持ちを持ち続けている。
そんな親日国家は多い。

日本人として誇らしく感じると
同時に、当時の日本と日本人を、
僕は尊敬せずにはいられないのです。

今の日本はどうだろう?

政府は反日国家へ配慮した
外交を行い、
親日国との繋がりを大切にしようとも
強めようともしない。なぜ?

そして僕ら国民は日本と日本人が
どのような歴史を歩み
生きてきたのか、正しい
事実を知らずに育ってきて
しまった気がしてならない。

この戦前の話は
ごく一例に過ぎないが、
歴史をしっかりと紐解き、
知ることは、今の日本と日本人が
再び強い誇りを持って生きていく
ために必要なことだと僕は感じる。


今と昔は違う。
古臭い。

そう思う人も当然いるだろう。

でも、戦前の日本人の姿が
今でも語り継がれ、
日本人が好きだと言ってくれる
国の人々がいることに、
1人の日本人として僕は勇気を感じた。

先日のONE TAIWANプロジェクト
シンポジウムで、登壇者の1人である
台湾人の林健良さんの言ったことが
忘れられない。

 

今の日本人が昔と違ったとしても、

それでもなお、日本人に感謝し

尊敬してる。

なぜなら、それが日本人から

教わった礼節だから。