今日、小倉駅付近のスーパーホテルにチェックインした時、フロントの男性が、「内海様、小倉は久しぶりですね。」と話しかけてくる。
恐らく履歴が残っているので分かるのだろうが、そんなふうに自分のことを認知していただけているってのが伝わってくると、やっぱり嬉しいものです。
いいぞ!スーパーホテル小倉駅南口、また泊まるからなぁ!
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今日、移動中にふとiPhoneのメモアプリを見返していた。以前よくブログネタを書き残していたんだけど、それを見つけたんですね。
過去の自分を振り返るのは、なかなか面白いもんです。そのメモの内容から気になったものを今日は1つ。
それは「言い訳と責任」ということについてだった。数年前、店舗で支配人業務を代行していた時の事。
事務所に入ってきた上司が少し困ったような表情で僕に注意してくれた。「あれは、絶対にダメでしょ」と。
人目につくのは良くない書類が、僕が不在だった時に無造作にデスク上に置かれっぱなしだったことについてだった。だが、僕はその時、上司の注意を受け入れることを一瞬ためらってしまった。「は?」というリアクションをしてしまった。
なぜなら、それは間違いなく自分のデスクにあるレターボックスにしまっておいたはずの物だったから。しっかし保管するか、必要無けなれば処分した方が良いものだったので、しまっておいたのをはっきり記憶していたからです。
しかし、その場でそんなことを言っても、普通に考えたらただの「言い逃れ」にしか聞こえない。事実、その書類は人目につくところに置かれていたのだから。
それで、一瞬黙り込んでしまったのだが、「申し訳ありません、気をつけます」とやっとの思いでその指摘を認めた時のこと。
経緯はどうあれ、僕が管理しなくてはいけない責任があるのだから。上司をがっかりさせてしまっただろうし、「こんなことありえない」「あぁあ、自分はだらしないやつだと思われてしまったなぁ」と悔しい気持ちでいっぱいだった。自分が被害者のような感覚です。
でもですね、たしか次の日くらいになってから、ようやく「あぁ、あの時言い訳せずに堪えておいて良かったなぁ」って少しずつ思えるようになった。その時に記録しておいたメモだった。懐かしい。
前置き長くなったけど、ここからがメモされていたこと。
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「いや、絶対に自分はここに閉まっておきましたよ!」と言い切ることもできた。それを認めてしまったら「内海は、まだまだだらしなくてダメだ」って事実が1つ増えるのだから。
でもそこで、自分は悪くない、という態度をとったらどうだったろうか?あの書類の管理は自分に責任があるのだから、どんなに理不尽だと思っても簡単に被害者面を見せるようではいけない。
僕はその件で自分の評価を落としたかも知れない。でもたまたま一瞬言葉をつまらせたこともあるけど、責任逃れを回避したのだと、そう考えよう。
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やっぱり言い訳する人には誰も魅力は感じない。たとえそれが理不尽な出来事であっても、すぐに言い訳をするというのは「いざとなったらわたしは逃げます」と自分を宣伝しているようなものだ(と僕は思う)。
たとえその時は「あいつはダメだ」とレッテルを張られても、責任逃れの意志表示をすぐにしてしまうことは人間としての魅力を失うことになるかも知れない。
そんなふうに考えたら、落ち込んでいた状態から急に力がみなぎってくるような感じだったのを思い出した。納得はいかないにしても、逃げなくて良かった!と。
その出来事よりもずっと前にも完璧なまでに「嵌められた!」というような経験をしたことがあった。それも絶対に認めたくないような出来事だったので、僕はいったん逃げてしまったことがあったのも当時思い出していたなぁ。
なぜなら逃げてしまった時って、その後ずっとそれを引きずるんですね。「なんでこんな目にあうんだろう」と、何度もその時の悔しさを思い出したものです。
責任を逃れようとすると、だんだん自分が腑抜けになっていく。かつての僕のように納得いかないことを引きずることになってしまうから。
反対に言い訳せずに責任を認めることはその後の力になる。その後も同じように行動できる力がつくと思う。
起こった結果に対して、今後自分が何をしなくてはいけないのかを考えることができるから。
とはいえ、明らかに自分の責任範囲外のものまで、受け入れてしまってはいけないので、取るべき責任を吟味して行動しなくてはいけませんが。
普段から言い訳せずに、まずはいったん受入れるということを忘れずに行動していきたいですね。
責任を放棄する、あるいは責任をとったつもりになることは、より大切なことを自分から遠ざけることになる。
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