「とりあえずもう少し行ってみましょう」
分団長が言った。
ヒキカエシタホウガイインジャナイデスカ
心の中でつぶやいた。
「自己責任」
車を走らせながら頭の中でくり返す。
住民が避難している場所は通行止めになっていると勝手に思い込んでいた。
その後、
しばらく進んで行くと警察が通行止めをしており、
いわき、広野、楢葉、富岡、大熊と進んで来た福島視察は終了した。
防災を考える上で大きな問題は無関心だと日頃から思っていた。
しかし・・・
自分自身、放射能や原発についてどれだけ意識を持てていたか、
自分を振り返るとともに、
福島の人たちに1日も早く日常の生活が戻るように願いながら、
帰路に着いた福島視察であった。
