皆さん、ごきげんよう
自然療法とフィレンツェの散歩のラクシュミーです。



もうすぐ日本に帰国する日が近づいているので
準備もしなきゃなと思っています。



ここ数日、
過去のできごとなどを思い出すことが多く、
けっこうたわいのないことだったりするのですが。



インテリアの留学が目的でフィレンツェに来たのは
1999年の春。
1年程日本に帰っていたことがあるものの、
それ以来ずーっとフィレンツェに住んでいます。



留学で暮らしだしてから4ヶ月後の夏に
日本に一時帰国しました。



その時にイタリアと日本の違いを
大きく感じたことが今でも忘れられないのです。



特に印象が残っている2つのこと。


一つ目は、日本の家がいやに小さく感じたこと。
原因は天井の高さでした。



実家に戻って、
家の中に入って
『あれ? こんなに家は小さかったっけ?』
と思ったのです。



夜、ベッドに入って寝ようとすると
天井がやけにせまっている。
ものすごく異和感があったのです。



その2週間後くらいにフィレンツェに戻り、
その頃住んでいた部屋で寝てみると、
『あれー?、天井が果てしなく高く見える』
とまた異和感があったのです。



イタリアは普通の家でも天井が3mはあります。
今の家以外はいつも天井高が高いところばかりで、
3、3m、中には4、5mもあるところに
住んでいました。



天井高があると開放感があります。
ですが、ほどほどがいちばん。



なぜかというと。。。
冬に部屋が全く暖まらない
いくら暖房を入れても、熱は全て上へ上へ。



ただでさえ、底冷えのするフィレンツェ。
冬の間は、寒過ぎて辛かった。
今の家は、今まで住んだ家の中で一番天井高が
低く、特に寝室にしている部屋は2、8mほど。



壁も厚く、サッシもちゃんとしているせいか、
冬、寒くないんです!
天井が高くて素敵な家がたくさんありますけど、
暮らすならほどほどが一番!!



2つ目は、
日本に帰国して、
日本人の顔がのっぺりしているように
みえてしかたなかったのです。



生まれて初めて、
やたらと彫りの深いひと達に囲まれて生活した結果、
目がおかしく?なってしまったのです。



日本に帰って、
日本人の顔をみて、
『あれ~?? なんで皆、顔におうとつがないんだろう。
やけにへいたんに見える』

まさに異和感でした。



自分の顔もへいたんなのは棚にあげて。
めちゃくちゃ異和感があったのでした。





今は、もうそんな感覚に陥ることはなくなりました。

懐かしく、
外国で暮らした当初のことを思い出したのです。



お読みいただき、ありがとうございました。
自然療法とフィレンツェの散歩のラクシュミーでした。
皆さん、ごきげんよう