中国のことわざに、「蜀犬日に吠ゆ」ってのがあります。
蜀っていう、ジャングルみたいな鬱蒼ウッソウと木々が生えている場所があってさ、
そこは太陽がなかなかみえないの。
そこに住んでいるイヌは、久々に太陽をみるとビビって吠える!
「知らない」とか「無知」だと、「当たり前のこと」にも疑念もって疑って噛み付くってことだね。
ウェブコンサルタントの皆川修一さんって人が、
言いにくいことを、上手にいえる人は、人から信頼される。
言いにくいことを言わないでいて、自分を優しいと思っている人は、いつか人を傷つける。
って言葉を言っているけどさ、
この二つの言葉、
わたしの仕事には結構つきものなのよ。
例えば
凄くおしゃれなスーツ来た初対面のビジネスマンがいてさ、
エリに鼻くそがついていた時
「・・・・・言えない」って人は、
<わたしは相手に指摘して恥ずかしい思いさせてしまって嫌われるのがイヤ>なんだろうけど
実は、<もっと他の人にバンバン見られてカゲで笑われてしまえ>って言ってるのと一緒だと思う。
あ、気づかない人は論外ね。
で、上手い伝え方を出来る人は
<あ、エリが少々汚れてるようですので、このテッシュ使ってください>なんだろうね。
ただ、
わたしの場合、ここで貧乏くじひいちゃうんだけどさ
「うわー、ついてまっせー。ここまでずっとついてたんですかねー」とか、
微妙な事言っちゃう。。。
まぁそれで嫌われてもさ、
厳しい事でも嫌な事でも言いにくい事でも、「言うひと」だとは認識してもらえるので、
ウラの顔もオモテの顔も一緒って思われる。
部下だとうが、お客さんだろうが、地主だろうが、社長だろうが、
態度が変わらないので、その辺、信用されるときは楽だよね。
ただ、
言わないって選択肢、理解できる?
言わないってのは問題の先送りじゃない?トラブルが回避出来てるって、思う?
わざわざわたしが言わなくても・・・って思うのかな?
確かに表面上はさ、
言わないとか、ほんわかな甘いセリフでオブラートに包んでる人のほうが、
社交的で優しく、人付き合いが上手く見えると思う。
でも、最終的に結論を強いられる時
ほんわかオブラートは、結論や、問題の解決、最終的決着にはならない。
ま、不倫している浮気男もだいたいこんなセリフ言ってるっしょ?
わたしの中では、なんか違うと思うんだよね。
仕事させると心配だし、責任取らないように逃げまくり・・・
(実は会社の年上の部下50歳にそんな人がいる・今5ヶ月も仕事が出来ていなかったので、金曜日決断しなければならないのよ)
蜀犬日に吠ゆじゃないけどさ、
この、当たり前の事、やらなきゃいけない事、当たり前のマナー、
「言う人」をデリカシーが無いとか、
疑ったり、やろうとしない人もいるんだよね・・・
でもさ、
本当の強さ優しさってのは、
感情や自分のエゴを排除した状態でさ、
「言う人」だと思うのよね。
■出会いがない40のおっさんから一言。
女子、そこ勘違いしないでくれよな!
一応!優しいお人よしのつもりなんだぞw
以上
ブツブツ言ってみた♪