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消防団員のブログ

地元で消防団をしています!

◇子どもらと住民、強まる結びつき--木村弘子さん(41)=廿日市市
 廿日市市本町の地域の子ども会「あゆみ子ども会」の会長として、子どもたちと保護者で毎月第2金曜日の夜、火災予防を呼びかける夜回りを続けている。「夜回りを通じて、子どもたちに地域を好きになるための何かが残れば」
 同会の夜回りが始まったのは、30年前の82年。周辺で火災が続いたことからだった。地区は古くからの住宅街で、狭い路地も多い。住民の火災予防への意 識向上を呼びかけるのと同時に、子どもたちが地域を知ることで、「もしも」の時に備えるのが狙いの一つだ。会長として、その活動を引き継いだ。
 夜回りには現在、13世帯から中学1年生1人、小学生19人が参加している。「火の用心」「マッチ1本火事のもと」と拍子木を打ち鳴らして練り歩く。子 どもたちに塾や習い事があることを考えると、「続けるのは難しいのでは」と考えることもあった。それでも、保護者たちの積極的な協力に支えられた。夜回り を始めたころに子ども会活動に参加していた地域住民からは「ご苦労様」「やめないでくれてありがとう」といった言葉をかけられ、続けることの大切さを実感 した。
 自分の家族からは、小学5年の長男(11)と3年の長女(9)が参加している。長男は「中学生になってもやろうかな」とぽつり。そんな姿に頼もしさを感じている。
 「子はかすがい」と言われる。二つの材木をつなぎあわせる「かすがい」のように、子どもは夫婦円満を守る存在という意味だ。「夜回り」というかすがいを通じて、子どもたちと地域が結びついてくれればうれしい。
 「夜回りによって子どもたちが地域を知ることにつながり、地域の人たちが子どもたちを知る機会になってほしい」と語る。【中里顕】