暗 いと形容するよりは、退廃的な気持ちで書く。
すべてが嫌だ。
目に入る全てにだれかの意思がひそんでいて、じわじわとこっちを追い詰める。勝手においつめられているだけ。勿論理解している。
あしたからまた仕事だ。何もできないのに何かしようとして、迷惑をかけ、周りに気をつかわれる。いみのわからない指示がまた降ってくる。
もうきっと仕事でうまいことなんか何もできない。これ以上成長できる気がしない。立場上まとめなければならない。無為、無為、無為。
やめたい。仕事やめて、苛々したり過剰反応する鬱陶しい自分にお別れして、ずっとSと一緒にいたい。
Sと一緒に~と願い、実際にそうしようとしているのはよくある激情ではなく、必然。後から後悔するかなんて知らないし、考える必要もない。
そうこう考えているうちに、目の前の黒いスーツが規律と拒絶を、その中身が吊り革に両手首をかけている様子が気だるさを、混じる白髪が後頭部やや下にいくらかの疲れを与えるのです。
外界の干渉全てにコントロールされている。それは間違いない。
Sがいれば、浄化とは言わないが、ぬるい水がケガレを少し流してくれるから。
私にはそんな力はないので、側にいてわかりやすく癒してあげたいのです。
言葉は檻、足枷、錠前。言葉は芸術。今夜もまた、穢れなきよう。