報道によれば、シリアでアルカイダ系テロリスト集団「ヌスラ戦線」に拘束されていた安田純平氏が23日に解放された件で、新たな疑惑が浮上し物議を醸している。
安田氏を拘束していたヌスラ戦線は現在「タハリールアルシャーム機構」(HTS)と名称を変えて活動しているのだが、安田氏の解放に関してHTSは「安田純平の拘束に関わってないし、解放されたニュースはテレビを見て初めて知った」という内容のコメントを発表した。
HTSのコメント発表後、「安田純平のシリア拘束は自作自演だった」という疑惑が浮上しており、以前から日本政府を批判している安田氏の性質もあいまって、身代金を得るための自作自演だったのではないかと疑われている。
あくまで疑惑の段階であり、それが確信になるかどうかはこれからの捜査によるが、その真相を探るのは至難の業であり、今後、安田氏のマスコミ露出によって解明していくかどうかは微妙なところだという。