11日の夕方には少し早いのですが、編集が終了しましたので、「『やわらか頭クイズ2016』1」の正解を発表します。


では、もう一度問題を見てみましょう。


今回は、医学クイズです。


運動神経と反射神経。

果たして、運動神経と反射神経は存在するのでしょうか?


①運動神経と反射神経は両方とも存在する。

②運動神経は存在するが、反射神経は存在しない。

③反射神経は存在するが、運動神経は存在しない。

④運動神経と反射神経は両方とも存在しない。



一つ選んで答えてください。




=正解および解説=

正解は、「④運動神経と反射神経は両方とも存在しない。」です。


一般に言われている運動神経と反射神経は、医学的には存在しません。

一般に言われている運動神経と反射神経の良さは、神経を伝わる情報の速さと、神経と繋がっている筋肉が反応する速さを指しているのだ。

神経を伝わる情報の速さを神経伝導速度といい、神経の種類にもよるが、秒速約50~70メートル(時速約180~252㎞)で、個人差はない。

一般に言われている運動神経や反射神経をよくするには、筋肉が素早く反応するために同じ運動を反復練習するしかないのだ。

同じ運動を反復練習すると、筋肉の反応速度を速めることができるのだ。

体育会系の部活で、同じ運動を反復練習するのはそこに理由があるのだ。