14日のお昼過ぎですが、編集が終了しましたので、「『やわらか頭クイズ2015 R』38」の正解を発表します。


では、もう一度問題を見てみましょう。



今回は、日本史クイズです。



正座(せいざ)

時代劇で登場人物が屋内で座る時や、剣道や柔道、合気道、柔術、空手などの日本生まれの武道では必ず正座をします。

この正座という習慣は日本に古くからあったでしょうか?


①正座は神話の時代からあった座り方

②正座は戦国時代からあった座り方

③正座は江戸末期から明治以降にできた座り方



一つ選んで答えてください。




=解答および解説=

正解は、③「正座は江戸末期から明治以降にできた座り方」です。


正座の習慣が普及したのは江戸末期から明治以降で、それまでは正座という習慣はありませんでした。

正座をさせられていたのは、奉行所に捕らえられ、お白州(おしらす=町奉行により、裁判が下される場所)に引き出された罪人だけでした。

江戸末期以前は、胡座(あぐら)が立て膝が正式な座り方でした。

ただし、この時代の胡座は現代とは違って、両膝を大きく左右に開き、足の裏を密着させる座り方でした。

また、正座という言葉自体が江戸時代にはありませんでした。