民主化を求める学生を中国当局が武力で弾圧し、多数の死傷者を出した『天安門事件』は、2015年6月4日で丸26年になる。

香港では追悼集会が開かれ、台湾の馬英九総統は「歴史を正視することが中台関係の前進につながる」とする談話を発表した。

中国政府の建前としては「中国の一部」だとされている地域でも、事件に向き合うように求める声はやむことがない(←台湾が「独立国だ」と自称しているだけで、正式に独立国とは認められていない)。

もちろん中国政府が進んで『天安門事件』について触れることはない。

記者会見で、中国が日本に対して「過去を直視」するように求めていることにからめた質問が出ると、

「どうしてそんな理屈になるのか」と逆ギレするほどであり、どうあっても『天安門事件』を無かったことにしたいらしいのだ。


中国では『天安門事件』、『六四事件』といった関連キーワードを検索しようとすると、一時的にネットにつながらなくなる。


今でも中国政府が『天安門事件』の扱いに神経をとがらせているのだ。


事件発生日の前日にあたる6月3日に行われた中国外務省の定例会見で、

その「最も触れてほしくない部分」に関する質問が出た。

香港のサウス・チャイナ・モーニンズ・ポストや、英BBCの中国版ウェブサイトによると、

スペインメディアの記者が、
「日本には第二次大戦の歴史を直視するように求めているが、中国政府はいつになったら『六四事件(天安門事件)』を直視できるのか」
と質問。

これに対して華春瑩報道官は、
「どうしてそんな理屈になるのかむかっ
日本は70年前に中国を侵略し、国際社会はこのことについて大昔に結論を出している。
2つの事柄は全く別物だむかっ
などと反論し、事件の評価を見直す考えがない。


「1980年代末に発生した政治的混乱には、中国の党と政府が明確な結論を出している。中国の30年以上にわたる改革開放の経験と成功は、中国が選択してきた道が完全に正しかったことを示しており、中国人民全体の支持を得ている」

と、中国外務省ウェブサイトには一連のやり取りが載っていない


スペインの全国紙ABCは、北京発の記事で『天安門事件』について詳細に生じており、報道官の発言を、

「中国政府はいつものように、天安門の流血を正当化するために経済成長を引き合いに出す」

と批判している。


中国外務省の会見は、日本の外務省とは違い会見のノーカット動画や書き起こしがウェブサイトに掲載されている訳ではない。

そのため、会見に出席していた記者以外が詳細なやり取りを確認するのは難しい。

『天安門事件』に関するやり取りも、中国外務省のウェブサイトの動画や書き起こしの中には載っていない。



そう、中国共産党にとって都合の悪いことは全て蓋をし、反論すら許さないというのが“中国の正義”だということだ。

コイツら中国は「我々は戦勝国だ」と言い張っているが、
戦争で日本に中国が勝ったという事実は無い!!

また、中国が歪めた歴史をもとに、韓国も“戦勝国気取り”をしているが、これも勘違いだ。

頭の悪い指導者が国民の政府への不満をそらすために“反日”を利用しているに過ぎない。

中国、韓国、台湾よ、グダグダ文句抜かす前に、日本がODAで貸し付けた金を全額返済しやがれ!!