22日のお昼過ぎですが、編集が終了しましたので、「『やわらか頭クイズ 2015』33」の正解を発表します。
では、もう一度問題を見てみましょう。
今回は、超常現象クイズです。
ゾンビ
↑
ホラー映画やゲーム、漫画、アニメなどで有名な“歩く死体”で、
「ゾンビは生きた人間を襲い、食らいつく。
そして、ゾンビに食らいつかれかじられた人間はゾンビになる」
というのがパターンです。
この元ネタは、中米ハイチに伝わるヴードゥー教の秘術ゾンビです。
では、このゾンビは実在するのでしょうか?
①Yes
②No
=解答および解説=
正解は、②「No」です。
実はハイチに伝わるヴードゥー教の秘術ゾンビは解明されています。
ゾンビを作る際に利用されるゾンビパウダー。
従来、「ゾンビパウダーにはテトロドトキシンというフグ毒が含まれている」とされていましたが、
東北大学農学部・食品衛生学の安元健教授らの研究グループがゾンビパウダーの成分分析を行ったところ、フグ毒のテトロドトキシンは検出されず、
マウスにゾンビパウダーを注射してもゾンビ化現象など起きませんでした。
さらに、ゾンビパウダーの原料に使っていたフグは、フグ毒を持たないハリセンボンであり、
万が一にもゾンビパウダーにフグ毒・テトロドトキシンが入っていても、肌に塗っただけでは身体に吸収されない。
イギリスの人類学者ローランド・リトルウッドらの研究グループがハイチで調査を行い、その結果を医学雑誌『ランセット』で発表しています。
リトルウッドらは、「26歳の時に死亡し、その後生き返った息子」だと親から認知されていた男性ゾンビと、18歳で死亡した女性ゾンビの2人について、DNA検査を実施、
その結果、いずれのゾンビもその家族とは何の血縁関係がないことが判明しました。
要するに、“単なる他人の空似”だったのです。
しかも、女性ゾンビは胎児性アルコール障害、
男性ゾンビは酸素欠乏症とてんかんであることも判明しています。
このことからも分かるように、
西洋では精神障害や病気による障害を持った人々をゾンビと解釈し、
その姿が親族に似ていたなら「死んだ家族が生き返った」として家に連れ帰っているだけに過ぎないのです。
まあ、死んだ人間を火葬することが法律で決められている日本からすれば、
「生きる屍・ゾンビなどはありもしない空想の産物」です。
映画やゲーム、漫画やアニメなどの娯楽作品に登場するキャラクターとして楽しめばいいだけです
※当ブログのアメンバーの皆様、読者の皆様、また、当ブログへ訪問してくださった方々へお知らせします。
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そして、ゾンビに食らいつかれかじられた人間はゾンビになる」
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①Yes
②No
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ゾンビを作る際に利用されるゾンビパウダー。
従来、「ゾンビパウダーにはテトロドトキシンというフグ毒が含まれている」とされていましたが、
東北大学農学部・食品衛生学の安元健教授らの研究グループがゾンビパウダーの成分分析を行ったところ、フグ毒のテトロドトキシンは検出されず、
マウスにゾンビパウダーを注射してもゾンビ化現象など起きませんでした。
さらに、ゾンビパウダーの原料に使っていたフグは、フグ毒を持たないハリセンボンであり、
万が一にもゾンビパウダーにフグ毒・テトロドトキシンが入っていても、肌に塗っただけでは身体に吸収されない。
イギリスの人類学者ローランド・リトルウッドらの研究グループがハイチで調査を行い、その結果を医学雑誌『ランセット』で発表しています。
リトルウッドらは、「26歳の時に死亡し、その後生き返った息子」だと親から認知されていた男性ゾンビと、18歳で死亡した女性ゾンビの2人について、DNA検査を実施、
その結果、いずれのゾンビもその家族とは何の血縁関係がないことが判明しました。
要するに、“単なる他人の空似”だったのです。
しかも、女性ゾンビは胎児性アルコール障害、
男性ゾンビは酸素欠乏症とてんかんであることも判明しています。
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西洋では精神障害や病気による障害を持った人々をゾンビと解釈し、
その姿が親族に似ていたなら「死んだ家族が生き返った」として家に連れ帰っているだけに過ぎないのです。
まあ、死んだ人間を火葬することが法律で決められている日本からすれば、
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