14日の夕方にはまだまだ早いのですが、編集が終了しましたので、「『やわらか頭クイズ 2015』27」の正解を発表します。


では、もう一度問題を見てみましょう。



今回は日本史クイズです。


東大寺廬舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)

奈良の東大寺大仏殿の中にある大仏で、

関西で「大仏さん」と言えば、奈良の東大寺というほど有名です。

この奈良の大仏さんは、
高さが14.7m(メートル)、基壇の周囲70m(メートル)という巨大さです。

天平18(745)年に建立が開始され、

完成までに2年もかかりました。

では、この奈良の大仏の原材料費は今のお金に換算していくらかかったでしょうか?


①約100億円

②約500億円

③約1000億円



一つ選んで答えてください。




=解答および解説=

正解は、③「約1000億円」です。


大仏の材料は骨組みが木で、
あとの大半は銅でできています。

使われた銅は444トン、
金が0.4トン、水銀7.6トンです。

当時の銅銭1枚が約4グラムなので、銅銭に換算すれば1億枚分です。

当時の銅銭である和銅開珎(わどうかいちん)が1枚=籾(もみ=殻つきの米)6升(2キログラム)の公定価格だったので、
銅銭1枚=米2キログラム(約1000円)。

ざっと計算すると、原材料費は約1000億円。

ところが、実際はこの原材料費に人件費が加算されるので、その倍はかかります。

お、恐ろしい金額だ汗




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