3日の夕方になりましたので、「『やわらか頭クイズ 2015』18」の正解を発表します。


では、もう一度問題を見てみましょう。



今回は世界史クイズです。


ジョージ・ワシントン

アメリカ合衆国初代大統領として有名な人物です。

ワシントンの伝記として有名なものは『桜の木の話』があります。

ワシントンが幼い頃、
与えられた斧(おの)で試し切りがしたくなり、
父親が大切にしていた桜の木を切ってしまった。

「誰が切った!!
と父親は怒ったが、

ワシントンが
「僕が斧の切れ味を試したくなって、桜の木を切ってしまいました」
と正直に話したので、それを評価して許した。

という話ですが、

果たして、この『桜の木の話』は本当にあったことでしょうか?


①実話

②嘘(ウソ)




=解答および解説=

正解は、②「嘘(ウソ)」です。


このジョージ・ワシントンの伝記はワシントンの死後、1806年にロック・ウィームズという牧師を自称する男が書いたもので、完全な捏造(ねつぞう)です。

『逸話で綴るワシントンの生涯』という本に書かれているもので、

「アメリカ初代大統領のワシントンの話を書けば金儲けできる」
と考えて創作されたもので、発売されると飛ぶように売れたそうです。

このロック・ウィームズという人物は牧師を自称していますが経歴は怪しく、牧師としての資格も不明です。

つまり、早い話が1人の“詐欺師”が捏造したジョージ・ワシントンの伝記に世間が騙されたってことです。


歴史上の人物の伝記を調べてみると、怪しいものはいくらでもあります。




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