報道によれば、

フットサルクラブ『府中アスレティックFC』(東京都府中市)の公式Webサイト(HP)が改竄(かいざん)され、

過激派組織『イスラム国』の黒い旗とみられるマークが一時トップページに表示されていたことが10日、分かった。

他にも国内の複数サイトで同様の被害が出た可能性があり、警視庁が情報収集している。

同FCによると、8日午前9時ごろWebサイトの改ざんを確認。

トップページにに過激派組織が自称する『イスラム国』の黒い旗とみられるマークとともに、

「Hacked by Islamic State」などの文字が書かれていたため、一時閉鎖した。

同日午後には復旧したという。

「HP内には、個人情報に関わるリンクなどはなく、外部に情報が流出することはない」と説明している。


同FCはすでに警視庁に被害を相談しており、今後被害届を出す方針という。



Webサイトを構築する場合、セキュリティ対策は何よりも重要だ。

Webサイトのサーバーを管理するプロバイダには高度なセキュリティ対策のレベルが求められる。

セキュリティ対策に関しては個人が使用するパソコンにおいても同じで、

セキュリティ対策を怠れば、他のサーバーへ侵入するための“踏み台”にされる。

最近では、スマートフォンが不正に乗っ取られるという事象も発生している。

スマートフォンもパソコンやWebサーバーと同様にセキュリティ対策が必要であることを忘れてはならない。