FireBlueの愛犬アイは、
2014年11月18日(火)、
13:20にその生涯を閉じた。

若い頃は元気で病気知らずだったが、
8歳のときに前立腺肥大症を患ったが、それを切除してからは元気いっぱいだった。
だが、10歳を過ぎてからは体調を崩しがちになった。
胆石を患い投薬治療を開始。
その後、肝機能が低下したため、投薬と食事療法により治療を続け、
今年に入り、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、大腸癌(がん)、副甲状腺癌、脳腫瘍など、病巣で満身創痍だった。
そんな身体でも、よく頑張って生きてくれた。
アイの詳しい病状については敢えてふせていた。
なぜなら、「お宅のワンちゃん病気なんだって?かわいそうに…。」などという同情などして欲しくなかったからだ。
同情されたところでアイが元気になるわけではないし、気が晴れるわけでもない。
それに何より「もう助からない」と思いたくなかった。
治る確率がたとえ0.1%以下だったとしても、
「0ではないなら望みはある」と思ったからだ。
どんな状態になってもアイには生きていて欲しかった。
後ろ足が立たないなら犬用車椅子がある。
もし、寝たきりになろうが生きていてくれたなら、付きっきりで看病する。
その覚悟があった。
傍から見れば、
「たかが犬だろう?バカか?」
と思われるかもしれないが、犬を飼っている人にならその気持ちは分かるはずだ。
俺にとってアイは見かけが犬というだけで、立派な家族だった。
だから、どうなろうと生きていてくれたなら、それでよかった。
その想いも空しく、アイはその生涯を閉じた。
「俺は助けることができなかった…」
と今でも自身を責めずにはいられない。
犬を飼うというのは、そういうものなのだ。
犬に限らず、人間に飼われた動物は人間なしには生きてはいけない。
これから犬を飼おうと思っている人には、是非これだけは頭に置いて冷静に考えて欲しい。
①「可愛い
」という安易な理由だけで飼うな
最期の時を看取る覚悟ができるなら飼えばいい。
飼ったら、必ず動物病院へ連れて行き、健康診断を受けさせること(←早い段階で病気やアレルギーの有無が分かれば治療期間も短く、早い回復ができる)。
②その犬種に合った食事の管理を怠るな
③犬種ごとにその性格、運動能力が違うことを知れ
④毎日の運動、衛生管理を怠るな(散歩から帰ったら、毛に付着した土や泥、埃をはらい落とし、ぬるま湯に浸しよく絞ったタオルで身体全体を拭き、ブラッシングを行い、前足や後ろ足の肉球や爪の間に詰まった土や泥をはらい落とし、場合によっては水洗いして乾いたタオルでやさしく拭いてやる)
⑤スキンシップを欠かすな(←犬と触れ合っていれば、毛並みの状態、皮膚の状態、目や耳の異常があるか、歯の状態、口臭の有無、舌の状態、鼻の状態、筋肉の状態、背骨をはじめとする骨格の状態、前足や後ろ足を触った時に痛がらないか、尻尾の状態等々がチェックできる)
⑥動物病院に連れて行き、最低でも月一回の血液検査を欠かさず(←大抵の病気は血液検査でかなりの確率で発見できる)、
各種ワクチン接種を必ず受けさせ、
また、犬フィラリアの予防薬を処方してもらい、きちんと飲ませること
加えて、ノミ予防薬も獣医師に相談して使用すること
⑦少しでも体調に変化(大・小便の状態、咳、鼻水、嘔吐、歩行異常等々、常に注意深く見ていれば分かる)があれば、必ず動物病院へ連れて行き、獣医師の診察・治療を受けること
⑧犬には優しく話しかけ、絶対に頭ごなしに怒鳴ったり、暴力を振るわないこと(←怒鳴ったり暴力を振るえば身体を傷つけるだけでなく、場合によっては取り返しがつかないことになる。それに、そのような虐待をすれば人間不信に陥り、性格を歪めてしまう)
⑨命令(指示)に従うことができたら、大げさなくらいにほめること(←犬は飼い主にほめられると嬉しくて、次からも飼い主の指示に従う)
⑩トイレは決めた場所でさせれば、ちゃんと覚える
⑪入浴で身体を清潔に保ってやることが大切(←人間のように毎日入浴する必要はない。犬種によるが、2週間に一回の割合でかまわない。外で遊ばせて汚れがひどい場合は入浴させること。犬用のシャンプーやリンス等が市販されているので、それを利用すればいい。皮膚にアレルギー等がある場合は、獣医師に相談すれば動物病院でアレルギーを持つ犬用のシャンプーやリンスを購入できる)
⑫自宅の庭で犬を遊ばせる場合、小石やゴミなどが落ちていないように掃除をこまめに行い、夏場は1週間に一回、冬場は2週間~1ヶ月に一回の割合で庭の土壌の洗浄を行うこと(←市販の塩素系漂白剤をキャップ一杯に対し、バケツの水一杯に希釈し、それを柄杓や霧吹き、または打ち水のように庭の土にまき、3~5分後に真水でよく洗い流すとよい)
⑬犬の躾(しつけ)で困った時は、ドッグトレーナーや動物病院(←たいていは愛犬のしつけ教室やトリミングも行っている)に相談すること
⑭飼ったら、最期まで看取ること(亡骸は必ず火葬し、埋葬する←最近ではペット葬儀を行っている斎場もある)。
最低でも、この⑭の条件をこなせる自信がなければ、犬を飼う資格は無い
何度も言うが、「可愛い
」というだけで安易に犬を飼ってはならない。
さらに、自分自身の経済状況、家庭環境、生活パターンをよく考えて、どのような犬を飼うことができ、どのような犬が飼えないのかを理解した上で飼うことだ。
「生き物を飼う」ということを簡単に考えているなら、何も飼うべきではない。
「犬は飼い主を選べない」ということを知れ
「犬を飼ったら、自分の命を懸けて守り抜け
」
これは子供の頃から犬を飼い続けてきたこの俺FireBlueの諫言だ。
2014年11月18日(火)、
13:20にその生涯を閉じた。

若い頃は元気で病気知らずだったが、
8歳のときに前立腺肥大症を患ったが、それを切除してからは元気いっぱいだった。
だが、10歳を過ぎてからは体調を崩しがちになった。
胆石を患い投薬治療を開始。
その後、肝機能が低下したため、投薬と食事療法により治療を続け、
今年に入り、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、大腸癌(がん)、副甲状腺癌、脳腫瘍など、病巣で満身創痍だった。
そんな身体でも、よく頑張って生きてくれた。
アイの詳しい病状については敢えてふせていた。
なぜなら、「お宅のワンちゃん病気なんだって?かわいそうに…。」などという同情などして欲しくなかったからだ。
同情されたところでアイが元気になるわけではないし、気が晴れるわけでもない。
それに何より「もう助からない」と思いたくなかった。
治る確率がたとえ0.1%以下だったとしても、
「0ではないなら望みはある」と思ったからだ。
どんな状態になってもアイには生きていて欲しかった。
後ろ足が立たないなら犬用車椅子がある。
もし、寝たきりになろうが生きていてくれたなら、付きっきりで看病する。
その覚悟があった。
傍から見れば、
「たかが犬だろう?バカか?」
と思われるかもしれないが、犬を飼っている人にならその気持ちは分かるはずだ。
俺にとってアイは見かけが犬というだけで、立派な家族だった。
だから、どうなろうと生きていてくれたなら、それでよかった。
その想いも空しく、アイはその生涯を閉じた。
「俺は助けることができなかった…」
と今でも自身を責めずにはいられない。
犬を飼うというのは、そういうものなのだ。
犬に限らず、人間に飼われた動物は人間なしには生きてはいけない。
これから犬を飼おうと思っている人には、是非これだけは頭に置いて冷静に考えて欲しい。
①「可愛い
」という安易な理由だけで飼うな
最期の時を看取る覚悟ができるなら飼えばいい。
飼ったら、必ず動物病院へ連れて行き、健康診断を受けさせること(←早い段階で病気やアレルギーの有無が分かれば治療期間も短く、早い回復ができる)。
②その犬種に合った食事の管理を怠るな

③犬種ごとにその性格、運動能力が違うことを知れ

④毎日の運動、衛生管理を怠るな(散歩から帰ったら、毛に付着した土や泥、埃をはらい落とし、ぬるま湯に浸しよく絞ったタオルで身体全体を拭き、ブラッシングを行い、前足や後ろ足の肉球や爪の間に詰まった土や泥をはらい落とし、場合によっては水洗いして乾いたタオルでやさしく拭いてやる)

⑤スキンシップを欠かすな(←犬と触れ合っていれば、毛並みの状態、皮膚の状態、目や耳の異常があるか、歯の状態、口臭の有無、舌の状態、鼻の状態、筋肉の状態、背骨をはじめとする骨格の状態、前足や後ろ足を触った時に痛がらないか、尻尾の状態等々がチェックできる)

⑥動物病院に連れて行き、最低でも月一回の血液検査を欠かさず(←大抵の病気は血液検査でかなりの確率で発見できる)、
各種ワクチン接種を必ず受けさせ、
また、犬フィラリアの予防薬を処方してもらい、きちんと飲ませること

加えて、ノミ予防薬も獣医師に相談して使用すること

⑦少しでも体調に変化(大・小便の状態、咳、鼻水、嘔吐、歩行異常等々、常に注意深く見ていれば分かる)があれば、必ず動物病院へ連れて行き、獣医師の診察・治療を受けること
⑧犬には優しく話しかけ、絶対に頭ごなしに怒鳴ったり、暴力を振るわないこと(←怒鳴ったり暴力を振るえば身体を傷つけるだけでなく、場合によっては取り返しがつかないことになる。それに、そのような虐待をすれば人間不信に陥り、性格を歪めてしまう)

⑨命令(指示)に従うことができたら、大げさなくらいにほめること(←犬は飼い主にほめられると嬉しくて、次からも飼い主の指示に従う)

⑩トイレは決めた場所でさせれば、ちゃんと覚える
⑪入浴で身体を清潔に保ってやることが大切(←人間のように毎日入浴する必要はない。犬種によるが、2週間に一回の割合でかまわない。外で遊ばせて汚れがひどい場合は入浴させること。犬用のシャンプーやリンス等が市販されているので、それを利用すればいい。皮膚にアレルギー等がある場合は、獣医師に相談すれば動物病院でアレルギーを持つ犬用のシャンプーやリンスを購入できる)

⑫自宅の庭で犬を遊ばせる場合、小石やゴミなどが落ちていないように掃除をこまめに行い、夏場は1週間に一回、冬場は2週間~1ヶ月に一回の割合で庭の土壌の洗浄を行うこと(←市販の塩素系漂白剤をキャップ一杯に対し、バケツの水一杯に希釈し、それを柄杓や霧吹き、または打ち水のように庭の土にまき、3~5分後に真水でよく洗い流すとよい)

⑬犬の躾(しつけ)で困った時は、ドッグトレーナーや動物病院(←たいていは愛犬のしつけ教室やトリミングも行っている)に相談すること

⑭飼ったら、最期まで看取ること(亡骸は必ず火葬し、埋葬する←最近ではペット葬儀を行っている斎場もある)。
最低でも、この⑭の条件をこなせる自信がなければ、犬を飼う資格は無い

何度も言うが、「可愛い
」というだけで安易に犬を飼ってはならない。さらに、自分自身の経済状況、家庭環境、生活パターンをよく考えて、どのような犬を飼うことができ、どのような犬が飼えないのかを理解した上で飼うことだ。
「生き物を飼う」ということを簡単に考えているなら、何も飼うべきではない。
「犬は飼い主を選べない」ということを知れ

「犬を飼ったら、自分の命を懸けて守り抜け
」これは子供の頃から犬を飼い続けてきたこの俺FireBlueの諫言だ。