報道によれば、

北海道鹿部町の『渡島リハビリテーションセンター』の特別養護老人ホームで、入所する高齢者6人の預金口座から男性職員(39)が無断で計約800万円を引き出して着服していたことが28日、分かった。

職員が着服金を全額弁済したため、刑事告発はしないが、30日付で懲戒解雇する。

施設を経営する社会福祉法人によると、職員は2012年からことし春にかけ、入所者や家族から預金を下ろしてくるよう頼まれたと上司にうその書類を提出。

施設が入所者から預かっている通帳や印鑑を借りて金融機関に出向き、金を引き出していたという。


FireBlueにも同じような経験がある。

FireBlueの母親は認知症を患っており、今から13年前にはペースメーカーの埋め込みと心臓大動脈弁を人工弁へと置換する手術を受けた。

当時、あるスポーツ施設に勤めていたFireBlueは日本全国を仕事で飛び回っていたため、その面倒を看ることができず、
家族会議の結果、ある老人介護施設に母親を預けた。
そこは衛生的で整った施設内はキレイで、介護職員も表面上は問題はなかった。

だが、実態はこの報道にあったような施設と同じで、
不正に母親の通帳からごっそりと700万が引き出されていた。

不審に思って調べてみると、
その施設職員が他の入所者から預かっている通帳や印鑑を借りて金融機関に出向き、金を引き出していたことが判明。

しかも、「入所者や家族から預金を下ろしてくるよう頼まれたと上司にうその書類を提出」していたことが複数の入所者から証言がとれた。

頭にきたので徹底的に調べあげて追求、不正に引き出した金を全額返済させた。
施設長は「表沙汰には…」と土下座までしてきたが、
「ふざけんな。『不正に金が引き出されている。どういうことだ?』ということを俺が言った時、テメェは何と言った?
『勘違いでしょう。認知症の方にはよくあることです』と言ったよな?
徹底的に調べあげてたら、幾つもの証拠が出てきた。
俺はこのまま“うやむや”にする気はない。
既に警察は呼んであるし、弁護士を雇い、テメェらを法的に訴える準備もしてある。
テメェは気づいておきながら隠蔽しようとしたよな。
だったら同罪だ。

とことん人生の裏街道を歩いてもらおうか(怒)」と一喝。

警察がついに動いた。

俺は母親を退所させ、自宅で介護を始めた。

後日、その施設は複数の職員が不正に加担していたことが判明。

連中は他の入所者たちの家族から訴えられ、犯罪者として名を連ねることになった。

で、その施設は別の経営者が引き継いだようだ(←現在どうなっているかは知らん)。


相変わらず、こういう事件が後を絶たないのには腹が立つ。