カタ~イ頭を柔らかくするFireBlueの頭の体操 ミステリー編 『帰ってきた真夏のミステリー』2。
さあ、ではさっそく問題文を見てみましょう。
星
。
夜空
に輝く星
を見たとき、人は何を願い、何を思うのか…。
古より天空に輝く星
は、人間の愚かしさや尊さ、そのすべてを見ている。
流れ星
を見たとき、見えなくなる前に3回願うことができれば願いが叶うとも言われている。
この話は、その星
にまつわるもの。
とある国に少女
が住んでいました。
ある日、少女
は泣いていました。
家にも帰らず、夜になると星
が良く見えるという小高い丘の上で、木
にもたれて座り、少女
は泣いていました。
夜空
に流れ星
が見えたとき、少女は願いました。
「(私の)家族を消して! 家族なんていらない!」
少女
が泣きながら声に出して願うと、流れ星
が少女の前に降り立ちました。
驚く少女
を前に、流れ星
は「その願い、叶えてあげよう。」と言い残すと再び夜空
へと飛び立っていきました。
少女
は「これで願いが叶う。」と思い、喜んで家
に帰り、眠りにつきました。
翌朝、少女
が目を覚まし、1階のリビングに行ってみると…。
そこにはいつもと変わらぬ両親
と兄
がいました。
「そんな…。」
少女
は絶句しました。
その夜、あの小高い丘に向かった少女
は、再びあの流れ星
が現れるのを待ちました。
しばらく待っていると、あの流れ星
が少女
の前に現れました。
(流れ星
)「気に入ってもらえたかな?」
(少女
)「気に入るわけないじゃない! あのお願いを取り消して!」
(流れ星
)「無理だ。元には戻せない。」と言い残すと、流れ星
は再び夜空
へと飛び立っていきました。
少女
は泣き崩れました。
小高い丘には少女
の泣き声が辺りの静けさを消していました…。
さあ、この文を読んで、謎を解き明かしてみて下さい。
解答はコメント、またはメッセージにてお願い致します。
ちなみに、このミステリーの正解は、21日の夕方にアップします。