報道によれば、大手セキュリティ・ベンダーのマカフィーは、不正サイトへの接続防止を強化したMac専用の個人向けセキュリティ対策製品「マカフィー インターネットセキュリティMac版」のダウンロード販売を開始した。
ちなみに、価格は1PC
当たり7,500円(1年契約)で、対応OSのバージョンはMac OS X 10.5以降となっている。
この新製品には、不正サイトにユーザーが誘導されるのを防ぐ「McAfee SiteAdvisor」機能、「ツーウェイファイアウォールプロテクション」機能、マルウェア対策機能を備えている。
McAfee SiteAdvisorは、ユーザーがアクセスしようとするWebサイトの安全性について、同社が収集した情報や検索エンジンの評価などを参考に判断し、不正サイトである場合はアクセスを遮断し、個人情報やクレジットカード番号、オンラインバンキングなどの重要情報が盗まれたり、ユーザーのマシンがマルウェアに感染したりするのを防ぐ。
ツーウェイファイアウォールプロテクションは、ユーザーと外部システム間の双方向の通信内容を監視し、不正なデータがマシンに侵入したり、マシンから外部に重要なデータが流出するのをブロックする。
同社を含めた複数のセキュリティ企業各社が、「近年はマルウェアに加えてフィッシング詐欺でユーザー情報を盗み出そうとする攻撃が多発しており、Mac利用者にもセキュリティリスクが高まっている」と指摘している。
「Macはコンピュータ・ウイルスに感染しない。」というトンチンカンな理論を振りかざすおバカユーザーの妄言に惑わされず、必ず、セキュリティ対策ソフトを導入しておこう!!