これは、火星です。


FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-火星.jpg


さまざまな、SF小説や映画に出てくるなじみ深い星の一つです。


とはいっても、小説や映画のようにタコに似た宇宙人はいません(^_^;)


19世紀以前は、火星の表面にある線状の模様を運河の跡と考えた学者たちが「これほどの大きな運河を建造できる進んだ文明を持っているのは火星人がいる証拠だ。」と決めつけ、声高に叫んでいました。


加えて、「地球よりも重力が小さい火星なら、重力を支える筋力がそれほど必要ないため手足は細く長くなるはず。」との考えから想像されたのが、あの有名なタコに似た手足を持つ火星人像です。


一時期、「人面岩」や五角形のピラミッドらしきものが写っていた写真がリークされ話題になりましたが、現在では否定されています。


ただ、アメリカの探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーをはじめとする調査により、火星には春夏秋冬があり、季節風や台風があることも観測されています。


火星大気の組成は二酸化炭素が95%、窒素が3%、アルゴンが1.6%で、他に微量の酸素と水蒸気を含みます。


2003年、地球からの望遠鏡による観測で火星の大気にメタンが含まれている可能性が浮上し、2004年3月のマーズ・エクスプレス探査機の調査によって大気の解析が行われ、事実上メタンの存在が確認されました。



また、火星にはフォボスとディモスの2つの衛星が存在します。


これは、その衛星の一つであるフォボスです↓。

FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-火星の月フォボス.jpg


なんだか、ジャガイモみたいな形をしていますね(^_^;)


FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-火星の月デイモス.jpg


そして、こちらがディモス↑。


ともに1877年にアサフ・ホールによって発見され、ギリシア神話で軍神アレスの戦いに同行した息子のフォボス(「狼狽」の意)、ディモス(「恐怖」の意)から名付けられました。


アレスはローマ神話では戦争の神マルスとして知られていることから、それにちなんで火星はマルスと名づけられました。。



東洋占星術では、火星は七曜・九曜の1つとしされています。


西洋占星術では、白羊宮の支配星で、天蝎宮の副支配星で、凶星とされ、積極性を示し、運動、争い、外科、年下の男に当てはめられています。