これは、エスキモー星雲NGC2392です↓。
エスキモー星雲NGC 2392 は、1787年にウィリアム・ハーシェルによって発見された、ふたご座にある惑星状星雲です。
ふたご座Δ(デルタ)星の約2.3度南東に位置し、地上の望遠鏡で観測すると、毛皮のフードを被ったエスキモーのような特徴的な形をしていることから名づけられました。
アマチュア向けの天体望遠鏡ならば見ることができますが、低倍率では恒星と判別がつきにくく、100倍以上の倍率で星雲状に見えます。
この星雲は太陽と同程度の質量の恒星が赤色巨星に進化し、その後の質量放出段階で現在から約10,000年前に放出されたガスによって形成されたと考えられています。
星雲の外側には、惑星状星雲には珍しく、オレンジ色の細長いフィラメントが放射状に存在しています。
このフィラメントは数光年にわたる長さを持っています。
この星雲の画像を見たとき、「電球
に似てる。」と思ったのは私だけでしょうか(^^)
