報道によれば、大手セキュリティ・ベンダーのマカフィー(McAfee)は2日、

マカフィー製品を模倣したMaCatte製品」に関する情報を公開した。


FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-偽のセキュリティソフトMaCatte


しかも、偽サイトではMaCatteのパッケージ写真まで用意されている↑。


マカフィーは「マルウェアの作者が真似する価値がある製品として、マカフィーを選んだことは嬉しく思うべきなのかもしれません。」と皮肉混じりに、同ソフトを紹介している。


最近、悪質な偽ウイルス対策ソフトウェアやスパイウェアプログラムが急増しており、そのなかには有名なセキュリティベンダーによる正規の製品を真似たものがある。


MaCatte」もそういった製品の1つだ。


偽セキュリティソフトウェアは、”PCが感染しているので有償で問題を解決する必要がある”と警告したりするような手口で、疑いを持たないユーザーを狙う。


が、MaCatteの場合、「すべての脅威を今すぐ削除するに同意すると、MaCatte Antivirusの購入へと誘導されることになるのだ。

 

しかし、MaCatte Antivirusは、

1セキュリティセンターに偽の警告メッセージを表示、

2偽のウイルススキャンを実行、

3偽のセキュリティアラートの表示と偽のウイルス検出、

4システムトレイのアイコンを点滅、

5ブラウザのホームページを乗っ取り、マカフィーのサイトを模倣したサイトに誘導

と、“ろくでもない機能”ばかりが搭載されたソフトだ。


その他、MaCatte Antivirusには、現在インストールやダウンロードされているウイルス対策ソフトウェアをブロックする機能もあり、さまざまな偽のWebサイトにリダイレクトを行うものとなっている。


「起動後、PCをスキャンして複数の感染を表示するが、製品を購入するまでは駆除されず、

費用は非常に高く99ドルもかかる。」とのことだ。

 

マカフィーは、「ドメイン登録機関に連絡、その結果、サイトはすでに閉鎖されている。」という。


またMaCatte Antivirusはウイルス定義ファイル5793で「FakeAlert-MaCatte」という名前で検出される。


騙されないように注意しよう!!