報道によれば、5月27日、ソフトバンクモバイルは「同社の携帯電話携帯107機種のブラウザ(JavaScript)にセキュリティ上の不具合があり、個人情報詐取の恐れがある」。ことを告知した。

ソフトバンクモバイルは
 

「該当機種で、Yahoo!ケータイまたはPCサイトブラウザのスクリプト設定(JavaScript)をオンにしたまま悪意あるサイトを閲覧すると、個人情報が詐取されてしまう恐れがある。」という。


ソフトバンクモバイルは、安全のため、Yahoo!ケータイとPCサイトブラウザの「JavaScriptをオフにして欲しい。」と呼びかけている。



不具合の該当機種は以下の通り。


943SH、942SH KT、942SH、941SH、941P、940SH、940SC、940P、940N、936SH、935SH、934SH、933SH、932SH、931SH、931SC、931P、931N、930SH、930SC、930P、930N、930CA、923SH、922SH、921T、921SH、921P、920T、920SH YK、920SH、920SC、920P、913SH G、913SH、912T、912SH、911T、911SH、910T、910SH、841P、840SH、840P for Biz、840P、832T、832SH s、832SH、832P、831T、831SH s、831SH KT、831SH、831P、831N、830T、830SHe、830SH s、830SH、830SC、830P、830N、830CA、825SH、824T、824SH、824P、823T、823SH、823P、822T、822SH、822P、821T、821SH、821SC、821P、821NGLA、821N、820T、820SH、820SC、820P、820N、816SH、815T PB、815T、815SH、814T、814SH、813T、813SH for Biz、813SH、812T、812SHホークス、812SHsII、812SHs、812SH、811T、811SH、810T、810SH、810P、805SC、740SC、731SC、730SC


FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~&#59;)-スクリプトオフの方法


スクリプト設定は、ブラウザのサブメニュー→「設定」→「セキュリティ設定」などの方法から変更できる。


ただし端末によって操作方法が異なるので、詳細は同社のWebサイト(外部リンク)に案内されている取扱説明書の該当ページを参照してほしい。


該当機種のユーザーは、上記の設定を実行することで、JavaScriptに対応したWebサイトを閲覧できなくなる。


だが、ソフトバンクモバイル広報部によれば「非公式サイトは分からないが、Yahoo!ケータイでJavaScriptに対応しているサイトは少ない。」とのことだ。


不具合が解消された状態でJavaScriptが利用可能になる時期については現在のところ未定だ。


尚、2010年夏モデルは不具合が解消された状態で出荷されるので安心していい。

 


ソフトバンクモバイル広報部によると、「今回の不具合は2009年11月に発覚した。不具合の発覚からすでに半年が経過しているが、さまざまな対策を検討する中で、スクリプト設定をオフにすることが最善策と考え、今回の告知に至った。また、同不具合が原因で、個人情報を詐取されたというユーザーからの被害報告は、現時点では受けていない。」という。


今回の不具合は、現時点ではソフトバンクモバイルのWebサイトでのみ告知し、ユーザーへ個別にSMSなどで通知するといった措置は取られていない。



各携帯電話キャリアの競争が激化するあまり、最も重要なセキュリティが蔑ろにされたのでは、支持してくれるユーザーが離れていく。


これを教訓に、このような不具合=欠陥がないようにしてもらいたいものだ。