人は誰だってミスをします。


子供だろうが、大人だろうが、必ず失敗することがあります。


特に、社会人ならば、仕事でミスをした時、上司に叱られ、落ち込むこともあると思います。



実は、この時の上司の叱り方を見ると、あなたのことを「上司がどのように見ているか?」が分かります。



1上司は座り、あなたを立たせて叱るタイプ…上司とあなたのポジションが大きく離れていることを意味しています。

よく考えてみてください。

この叱り方は、教師が職員室へ生徒を呼び出して叱る時のパターンです。

この叱り方の場合における上司は、あなたのことを子供扱いしており、“同じ会社で働く仲間とは認めていない”ということを表しています。

だから、その叱り方もネチネチと小言や嫌味を長々と続け、あなたの弁明や意見など最初から聞く気がない陰湿極まりないものです。

こういう上司には実力で勝負し、実力でねじ伏せるしかありません。

そのためにもビジネススキルを常に磨き、反撃のチャンスをうかがいましょう。

「そんなことはできない。」というのなら、諦めて“パシリ”と成り下がるか、転職する方が賢明でしょう。


2応接セットなどにあなたを座らせ、自分も座って叱る上司…地位や年齢に関係なく、あなたを“同じ会社で働く、大切な仲間”と思っており、あなたと真剣に向き合おうとしています。

その為、あなたが他の誰かから理不尽な扱いを受けたり、不当な評価を受けた場合は、それに異を唱え、正論で闘ってくれます。

それゆえ、部下からの信頼だけでなく、さらにその上の役職の者からも人望が厚いタイプです。


3あなたを座らせたまま、見下ろして叱る上司…上下関係を強く意識しており、「お前の上司は俺(わたし)だ。俺(わたし)が絶対だ!」と思っていることを分からせるために見下ろして叱ります。

いわゆる“権威信奉者”であり、「役職にある者は偉い。だから、部下はそれに従うべき。という思い上がりが強いタイプです。

そのくせ、自分よりも役職が上の者には弱くて媚を売り、“出世のためなら手段を選ばない”という恥知らずです。

自身の努力が足りないくせに、自分よりも仕事ができる部下を妬み、部下に仕事を任せたとしても肝心な手柄を横取りします。

周りを見渡せば、このようなタイプの上司が必ずいるはずです。

こういうタイプの上司には、「不言実行、実力勝負」で勝ちましょう(←有言実行にすれば、必ず邪魔してくるので)。



いかがでしょう。

あなたの周りには、このような上司がいませんか?

よ~く周りを見渡してみましょう。